17年産米食味ランキング 「特A」43産地銘柄 魚沼コシ29年連続ならず

 日本穀物検定協会(穀検)は28日、2017年産米の食味ランキングを発表した。食味が最も良いとされる「特A」を取った産地銘柄数は43で、過去3番目の多さとなった。良食味化が進むものの、トップブランドの新潟・魚沼「コシヒカリ」が初めて特Aを逃すなど波乱があった。出品数は151で過去10年で最多。産地間競争が激化する中、販売を優位に進めようと産地の意欲が高まっている。

 評価対象は44道府県の151産地銘柄で、前年より10増。販売戦略上で、産地や流通業者の注目度が高い。出品数の増加について、穀検は「代表銘柄を作りたい産地の意欲の表れ」とみる。

 今回初めて特Aを取ったのは、埼玉・県東「彩のきずな」、高知・県北「にこまる」、佐賀「夢しずく」の3産地銘柄。このうち、「彩のきずな」と「にこまる」は初出品となった。JA全農が育成した良食味米「はるみ」は2年連続で特Aを獲得した。

 前年と比べて、12の産地銘柄が特Aに格上げされ、16がAに格下げされた。過去28年連続で特Aを取得してきた新潟・魚沼「コシヒカリ」が今回初めて、評価を下げた他、岩手・県南「ひとめぼれ」も14年ぶりに特Aを逃す結果となった。

おすすめ記事

経済の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは