きょうJA全国女性大会 全中・中家会長に聞く

全中・中家会長

 JA全国女性組織協議会(JA全国女性協)は22、23の両日、第65回JA全国女性大会を東京都江東区で開く。JA女性組織3カ年計画「JA女性 地域で輝け 50万パワー☆」の取り組み初年度として、成果と課題を共有する。

 22日は、全国の女性組織の代表者が活動を発表する。フレッシュミズ全国交流集会報告では、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の考え方の普及やフレミズの存在をJAグループ内外に知ってもらうために作成したかるたを披露する。23日は、大会宣言を採択する。
 

参画へ環境整備を


 JA全中の中家徹会長に、2019~21年度のJA女性組織3カ年計画や、JA運営への女性参画に対する期待を聞いた。

 ──JA女性組織3カ年計画取り組み初年度で期待することは。

 3カ年計画は①食を守る②農業を支える③地域を担う④仲間をつくる⑤JA運営に参画する──を重点実施事項に掲げる。この重点実施事項は、JAグループの取り組みと密接に関連している。重点実施事項の実行が、女性が地域で輝き、JAグループの活動に大きな影響を与える。

 女性が生き生きと活動する地域やJAは元気だ。だからこそ3カ年計画を実践してほしい。

 ──女性組織が国連の持続可能な開発目標(SDGs)で果たす役割は何ですか。

 SDGsは協同組合の全ての活動が該当する。3カ年計画を着実に実践することが、結果としてSDGsに貢献する。SDGsの目標は多岐にわたる。各地のJA女性組織が同じ活動をするのではなく、それぞれの地域の実態に合った活動を展開することが大事だ。

 仲間をつくるには、共感を得られる活動が求められる。SDGsはその一つ。取り組むことで共感を得て、女性組織への加入につながる。

 ──JA運営への女性参画を加速させるには、何が必要ですか。

 女性に見捨てられたJAに未来はない。JAは今、女性の視点や感性、発想が求められている。准組合員が増える中、暮らしの活動の充実が求められている。

 JAのトップ層はその意識を持ち、女性参画の環境をつくることが必要だ。女性の活躍する場面をJAの広報誌やメディアで「やっぱり女性はすごい」と発信することが大事だ。女性参画の数値目標の達成は手段であり、女性の声をどうJAの経営や運営に反映させていくかが重要になる。

 ──食料・農業・農村基本計画見直しで、家族農業重視を提案しました。家族農業で女性に期待することは。

 一労働者ではなく、女性の発想を経営に生かしてほしい。消費者視点で「こうしたらよいのではないか」という思いがあると思う。ITやモノのインターネット(IoT)など技術革新が進む中、女性もそれらを自分のものとし、活用してほしい。

 家族農業は食料生産とともに、地域を守り、農村の維持発展に重要な役割を果たす。女性が家族農業の一員として、地域貢献に関わってほしい。(聞き手・塩崎恵)
 

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