米販売 10億円ネットでヒット アマゾン限定銘柄 売れ筋1、2位 18年度・全農パールライス

 全農パールライスが、ネット通販大手のAmazon(アマゾン)で展開する精米販売が好調だ。2015年に始めた限定商品がヒットし、売上高は約10億円(18年度)に拡大。中にはランキング1位の「アマゾンで最も売れる米」もある。ヒットの要因は、開けやすい袋や無洗米を多くするなど、調理の“時短”を意識した商品作り。ネット販売の強化で、米離れに歯止めをかける。

 全農パールライスは15年から、アマゾン限定の商品を「580.com(ごはんドットコム)」のブランドで展開する。ネット画面で目を引く横置きパッケージとし、無洗米を多くそろえる。同ブランドは現在、ネット販売の大半を占める。

 アマゾンによると、20年1月までの1年間で精米の売れ筋1、2位が同ブランド。1位の「会津産無洗米コシヒカリ5キロ」のレビュー(感想)は1200件以上に上り、「安くておいしく、無洗米なので助かる」「安心してリピート購入している」などのコメントが付く。同商品だけで約5億円を売り上げる(18年度)。

 2位は「秋田県産無洗米あきたこまち5キロ」で、上位20位に5点が入る。同ブランド16商品合計の売上高は約10億円(同)だ。全農パールライスの18年度の精米の売上高は950億円。店頭での小売りが縮小傾向にある中、新たな販路に期待する。東日本事業本部輸出・食品直販課の一井浩史課長は「買い物の場がネットに移りつつある。産地と連携し、商品や銘柄を増やしたい」と強調する。
 

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