[活写] 安心へ急ピッチ

増産が進む豚コレラの予防的ワクチン接種用の注射器(東京都文京区で)

 豚コレラ(CSF)の予防的ワクチンを、畜産現場で滞りなく速やかに接種できるよう、畜産機器メーカーが注射器の増産を進めている。

 東京都文京区の富士平工業では、国が予防的ワクチンの接種に踏み切った昨年10月から、増産に必要な注射針などの資材調達を始めた。今月から製造量を平常時の約7倍に増やしている。

 増産している注射器は連続注射タイプで、畜産現場で大量の豚にスムーズに接種できる。上部にワクチンの入った容器を取り付けて使う。

 2月末までに同社の埼玉県狭山市の工場で約700本の製造を予定。代理店を通じ、国が指定したワクチン接種推奨地域などへ出荷する。

 同社取締役の麻生博さん(69)は「農家の皆さんが安心できるよう、安定した供給体制を敷いていく」と話す。(富永健太郎)
 

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