大阪鶴見花き市場 在宅せり夜に変更 30日から 経費減、混雑緩和へ

 大阪市の大阪鶴見花き地方卸売市場で営業する花き卸、なにわ花いちばとJF鶴見花きは、せりの開始時間を現在の午前6時30分から午後7時に変更する。せりを朝から夜にすることで、分荷作業の集約による人件費削減や、市場に来る買参人の混雑緩和などを狙う。30日から開始する。

 時間変更に伴い、せりは前日に前倒しする。切り花は月、水、金曜日を日、火、木曜日に変更。鉢物の場合は火、土曜日を月、金曜日とし午後6時からせりを開く。

 両社は4月中旬以降、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、せり人と買参人が直接対面する対面せりを休止し、インターネット中継を使った「在宅せり」で取引をしている。

 現在は買参人が朝にネット上でせり落とした商品を、せり終了後に市場まで引き取りに来ている。せりの時間を夜に変更することで、翌朝に市場へ買参人が商品を引き取りに行く時間が分散化される。

 なにわ花いちばの奥田芳彦社長は「市場の混雑が緩和されるとともに、生花店は午前中から陳列ができるなど(双方にとって)時間的な余裕が生まれる」と話す。

 JF鶴見花きの森川長栄社長は「これまでは分荷作業を朝と夜に行っていたが、夜だけで済むため、人件費の削減につながる」と強調する。
 

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