一村逸品
日本農業新聞は1984年から「一村逸品」コーナーを設け、各地の農産加工品を紹介しています。個性豊かな品々は地域の味として定着し、農村の活性化にも一役買っています。同サイトでも掲載していきます。

果肉入りおろしりんご 長野県松川町
長野県松川町のなかひら農場が、自社栽培のリンゴ、サンふじを原料に自社工場で加工したジュース。
一般的な果肉入りジュースは一度分離した果汁と果肉をブレンドして作るが、同社は自家製の搾汁機をはじめ独自の技術を使い、果実を丸ごと搾って製造。おろし金ですりおろしたような果肉感と、完熟リンゴの濃厚な風味が楽しめる。
晩秋から初冬にかけての旬の中で最もおいしい時期に収穫したリンゴを、新鮮なうちに加工した。
全国のデパートや土産物店、インターネット通販などで購入できる。1リットル入りと180ミリリットル入りがある。自社売店での価格は、それぞれ700円、200円。問い合わせはなかひら農場、(電)0265(36)3206。
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2020年09月09日

甲州地どりの腕っぷしカレー 山梨県
山梨県の甲州地どり生産組合が企画販売するレトルトカレー。県と同組合で改良した地鶏「甲州地どり」の手羽元1本が丸ごと入っている。
120日間飼育された甲州地どりはかむほどにうま味が出るのが特長。手羽元はスプーンで簡単に身がほぐれるので手を汚さず食べられる。
昨年6月から、道の駅やインターネットなどで販売。笛吹市のふるさと納税の返礼品にもなっている。同組合によると、コロナ禍でも自宅で外食気分を味わいたいと購入されているという。
同組合の直販コーナー「甲州地どり市場」では1袋(220グラム)、842円で販売する。問い合わせは同組合、(電)055(222)0032。
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2020年09月07日

おにおん味噌(みそ) JA秋田おばこ
JA秋田おばこ管内産のタマネギや国産牛を使った肉みそ。JAの主力品目の米と、栽培普及を進めるタマネギの両方の消費につながることを期待して、JAファーマーズマーケット等複合施設「しゅしゅえっと まるしぇ」が2020年に商品化した。
みそをベースに刻んだタマネギや牛肉、こんにゃくなどをふんだんに使用。砂糖としょうゆを使って秋田県民になじみが深い、甘じょっぱい味で、ご飯との相性は抜群だ。野菜スティックや冷ややっこの調味料としても楽しめる。
1個(100グラム)380円で、同施設内の直売所で販売する。問い合わせは「しゅしゅえっと まるしぇ」、(電)0187(73)5194。
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2020年09月04日

北海道たっぷり野菜のトマトリゾット 北海道・JAきたそらち
北海道深川市産のトマトとピーマン、うるち米の「ふっくりんこ」、北竜町産のもち米「風の子もち」を使うトマトリゾット。弾力の強い「ふっくりんこ」と粘りのある「風の子もち」を7対3の割合でブレンドした。トマトの風味と味を軸に、ピーマンやタマネギなど具材の特徴も味わえる逸品だ。
調理は、電子レンジで5分間加熱(500ワット)。その後2分間蒸らすだけ。熱々のトマトリゾットが完成する。
リゾットのもと180グラムと米100グラムがカップに入って480円。道の駅ライスランドふかがわ内のJAきたそらち農産物直売所eciR(えしる)で取り扱う。問い合わせはeciR、(電)0164(25)1616。
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2020年09月02日

糀シリーズ ミヤチク
JA宮崎経済連の関連会社・ミヤチクが販売する、県産の豚、鶏肉を使った加工品。創業330年の老舗・「糀屋(こうじや)本店」(大分県)とタイアップして開発した新商品だ。
県産肉を塩こうじに漬け込み、うま味を引き出した。こうじが持つ酵素が肉のタンパク質や脂肪を分解している。軟らかい食感に仕上がった。
味付けは不要。解凍してフライパンで焼くだけで簡単に食べられる点も、利用者に喜ばれているという。豚ロース、豚もも、鶏ももの3種類が1個ずつ入ったセット(各150グラム・冷凍)が1600円(送料別)。同社オンラインショップで購入できる。問い合わせは同社ギフトセンター、フリーダイヤル(0120)381986。
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2020年09月01日

サンバルソース 愛媛県東温市
パクチー、トウガラシなどエスニック料理に使われる野菜を中心に栽培する愛媛県東温市の廣川農園が、松山市のアンチョビ製造会社と共同開発した辛味調味料(チリソース)。
廣川農園が栽培する、辛いが風味があっておいしいというタイ原産のトウガラシ「プリッキーヌ」と、松山産アンチョビを使い、日本人好みの味に仕上げた。肉料理と相性が良い。下味を付けるのに使ったり、薬味的に使ったりと、使い方はさまざま。冷ややっこに載せたり、豚汁に入れたりしてもおいしい。
JAえひめ中央「太陽市」など県内産直市や、インターネット通販サイトなどで販売。1瓶(80グラム)800円。問い合わせは廣川農園、(電)090(7713)1859。
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2020年08月31日

オカワカメおかゆ JAグリーン大阪
JAグリーン大阪が販売する、特産のオカワカメを具材に取り入れたおかゆ。
オカワカメは、ワカメのような食感が特徴の野菜。別名「雲南百薬(うんなんひゃくやく)」で、ミネラルなどの栄養価を豊富に含む。
商品はオカワカメとJA管内産米「ヒノヒカリ」で作った。そのままレンジで温めて食べられる他、冷がゆもお薦め。保存期間は8カ月で、災害非常食にもなる。
1個(250グラム)198円。同JAの直売所「フレッシュ・クラブ」で販売する。問い合わせは同直売所、(電)06(6747)1831。
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2020年08月27日

Vaguelette(ヴァグレット) 愛知県西尾市
愛知県西尾市でバラを生産する、農事組合法人レインボーが手掛けるバラのシロップ。合成香料・着色料は一切使わず、バラの鮮やかな色合いと芳香をとどめている。
国産のオリジナル食用品種を使用。食品基準で農薬管理を徹底し、酢やでんぷんなど自然由来の農薬を使った減農薬栽培で育てており、加工は全て手作業で丹念に製造した。
ポリフェノールが豊富で、カクテルやサラダのドレッシングの他、夏にはかき氷のシロップとして食べるのもお薦めだ。
1本(500ミリリットル)7000円(税別)。問い合わせは農事組合法人レインボー、(電)0563(53)0771。
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2020年08月26日

ガーリックオイル 新潟県見附市
新潟県見附市のkimataファームが、水耕栽培する発芽ニンニクを使って商品化した。和・洋・中どの料理にも相性が良い万能調味料。「オリーブオイル」と「ごま油」の2種類がある。発芽ニンニクは、新芽と根を刻んで炒めて使うことで、通常のニンニクより臭い成分が少なくなるという。食べた翌日も臭いが残りにくく、女性にも人気がある。
パンに塗ったり、ご飯に掛けたりするのが定番の食べ方だが、マヨネーズと混ぜてサラダに掛けたり、焼き肉のたれに加えたりとアレンジの幅が広い。
1瓶(90グラム)600円(税別)。同社ホームページ、JAにいがた南蒲の直売所「ただいまーと」などで販売する。問い合わせはkimataファーム、(電)080(6602)5146。
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2020年08月25日

焼肉のタレ 味噌 宮城・JAいしのまき
宮城県のJAいしのまきオリジナルブランド「ファーマーズフーズ」から誕生した新商品。人気の「焼肉のタレ 醤油(しょうゆ)」をベースに、いしのまき産の大豆と米100%の天然醸造の「ものう味噌」を使用。熟成みそで、深みのあるまろやかな風味に仕上がっている。
地場産農畜産物を使い、無添加にこだわり、一本一本丁寧に手作りしているのがおいしさの秘訣(ひけつ)だ。果実や野菜をふんだんに使っており、肉との相性が良く、料理にも使える。
1本(250グラム)500円。いしのまき元気いちばで販売している。問い合わせはJA営農部販売促進課、(電)0225(98)5558。
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2020年08月24日