ＪＡ全農は２９日、高級チョコレートブランド・ゴディバとコラボレーションし、国産果実を使った商品５０品を来年２月までに開発・販売すると発表した。全農創立５０周年とゴディバ日本上陸５０周年を記念。３０日から４品をゴディバ直営店で発売する。原料の果実は全農が調達し、商品を通じて生果の販売促進にも貢献したい考えだ。

　第１弾は、福岡県産イチゴ「あまおう」、長野県産ブドウ「シャインマスカット」を原料にしたジュレをチョコレートでコーティングした菓子と、宮崎県産日向夏、和歌山県産梅「南高」を使ったドライフルーツのチョコレートがけ。

　全農の桑田義文専務は「商品を通じて国産果実のおいしさを知ってほしい」と強調。ゴディバジャパンのジェローム・シュシャン社長は「ゴディバが持つノウハウと全農が調達した原材料でユニークな商品になる」と話した。


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