イチジク 果実乾燥し整腸作用

実も葉も薬用作用があるイチジク

 イチジクを紹介します。昔から果実を乾燥し、便秘や整腸の薬として用いてきました。葉も干して使えます。せんじて飲む以外に、入浴剤としても利用できます。神経痛や痔(じ)を改善する働きがあり、皮膚がつややかになります。生薬名は、果実を天日で乾燥したものを「無花果(ムカカ)」、葉を乾燥したものを「無花果葉(ムカカヨウ)」と言います。
 

採 取


 完熟した果実を丸ごとざるなどに載せて、天日で干します。2週間ほど置くと、大きさは約3分の1になります。スーパーなどで売っているものは、粒が大きくやや固いので、半分に切ってから乾燥させるのがお薦めです。葉は真夏に収穫し、洗って2、3センチ幅に刻みます。重ならないようにむしろに広げ、天日で1週間ほど乾燥させます。
 

使用法


 乾燥した果実約30グラム(5、6個分)を包丁で半分に切り、500~600ミリリットルの水でせんじます。沸騰したら弱火で半量まで煮詰めます。3回に分けて、食後に飲んでください。健胃整腸作用のほか、のどの炎症を和らげ、滋養強壮にもお薦めです。

 葉は20グラム分(ひとつかみ)を水500ミリリットルでせんじ、煮詰めて半量にします。1日3回、食間に服用すると血圧降下作用があります。 乾燥葉を使ったイチジク湯も楽しんでみましょう。布袋にひとつかみ入れて、湯船に浮かべます。湯の色は淡い茶色になります。

 

おすすめ記事

薬草百科の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは