水稲種もみ温湯消毒 65度で防除効果向上 事前乾燥 発芽90%以上 農工大、サタケなど

新しい温湯消毒で防除した区 (左)と、ところどころで草丈が高くなり、ばか苗病が見られる慣行の温湯処理区(東京農工大学提供)

 東京農工大学や農機メーカーのサタケなどの研究グループが、水稲の種もみを従来より高温の65度で温湯消毒することで、防除効果が高まる手法を実用化した。種もみを消毒する農薬を使わなくても、ばか苗病、苗いもちなど複数の病害に高い効果があり、減農薬栽培につながる。ポイントは事前に種もみを乾燥させること。通常は種もみが傷む高温でも、90%以上の発芽率を維持できる。乾燥には既存の乾燥機が使える。

 種もみを湯に漬けて消毒する温湯消毒は、農薬消毒に比べ、減農薬で廃液処理のコストが要らないなどの利点がある。・・・
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