きょうは節分

 きょうは節分。保育園の年少組の時は鬼の面をかぶった保育士を怖がり机の下で震えていたわが子。年長組になると大豆を鬼にぶつけながら口に入れる余裕も。年中行事は子の成長を確認する機会でもある▼豆まきは、畑に豆をまくしぐさを表し「農民たちの豊作を願う気持ちが込められている」。『日本人のしきたり』(青春出版社)で知る。節分の行事は古代中国の追儺(ついな)が始まり。大みそか、邪鬼や疫病を払うために鬼の面をかぶった人を桃の木で作った弓矢で射った。奈良時代に日本に伝わり、平安時代に宮中行事に。豆まきが定着したのは室町時代中期以降。旧暦では新年が春の初めに当たるため、立春前日に行われるようになった▼柳田国男の『年中行事覚書』では、イワシの頭や髪の毛などを串の先に挟んであぶった飾りを戸口に挿す風習を紹介。ヤイカガシやヤツカガシという。「隣の婆々が屁(へ)をひった」と唱える地域も。鬼は臭さにも弱いのだろうが、高齢の女性に失礼とも思う▼桜問題、カジノ汚職、ウグイス嬢違法報酬疑惑。わが国首相には、追及する野党が鬼に見えるか。桜を見る会参加者を「幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」▼在任期間最長も言い逃れ答弁続き。成長の跡はどこに。
 

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