メロン VR“収穫”… いつかこの手で

ヘッドマウントディスプレーなどの機器を使って観賞する「VRメロン狩り」(水戸市で)

 自宅にいながら農業体験を楽しんで──。茨城県鉾田市の深作農園は、仮想現実(バーチャルリアリティー=VR)でのメロンの収穫体験を提案している。専用のゴーグルやディスプレーで動画を視聴すると、まるで農園にいるような感覚で、栽培や収穫の方法を学べる。農家が提供するVRサービスは珍しい。

 VR動画と呼ばれる仕組みで、動画は長さが約4分。同園社長の深作勝己さん(39)の案内でハウスに向かい、収穫方法などを聞く内容だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、同園のメロンの収穫体験に訪れる観光客は今年、例年の半分ほどに減ったという。深作社長は“3密”を避けながら収穫体験ができる手法としてVRに着目。県内の映像制作会社の協力で作った。

 メロンとサービスを組み合わせたセットを販売したところ、すぐに完売した。深作社長は「気軽に来られない遠方の消費者にも農園を知ってもらうきっかけになる」と話す。

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