ワイン産地再興めざせ 「日本遺産」弾み 醸造所を再開 茨城県牛久市

約100年前に使われていたワインたるが並ぶ牛久シャトー。目玉の観光スポットの一つだ(茨城県牛久市で)

山梨県甲州市が応援


 明治時代に日本にワイン文化を根付かせた茨城県牛久市と山梨県甲州市は「日本ワイン140年史」として文化庁の日本遺産に共同申請、認定された。これを弾みに牛久市は、地元少年院の若者を担い手として、国の指定重要文化財となっているワイナリー、牛久シャトーの再開を目指す。甲州市も醸造家や生産者を派遣するなどして協力し、互いに交流を深めながらワイン産地を活性化する狙いだ。(木村泰之)

 明治時代に両市の若者が渡仏し、習得したワイン醸造技術を地元に持ち帰り発展させた縁で、共同申請し、6月に認可された。

 甲州市は江戸時代から農家とワイナリーの分業でワインを造り、約30のワイナリーを誕生させた。日照量が多い気候風土だけでなく、山梨県固有の「甲州種」の使用や、明治以降に県による出荷に不向きなブドウを使ったワイン勧業政策の後押しなどもあり、2019年時点で生産量日本一の「日本ワイン」産地にした。……
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