日英 28日にも閣僚級協議 ブルーチーズ焦点

 日英両政府は貿易協定交渉の閣僚級協議を、28日にテレビ会議で開く方向で最終調整に入った。8月中の大筋合意を目指し、茂木敏充外相とトラス英国際貿易相が詰めの協議を行う見通し。農産品では、英国が優遇措置を求めるブルーチーズなどの扱いが焦点になる。

 茂木氏とトラス氏は今月6、7日にロンドンで、交渉開始後初となる対面での協議に臨んだ。「大半の分野で実質合意した」(茂木外相)上で8月中の大筋合意、来年1月1日の発効を目指すことを確認した。

 一方、農産品などの扱いは決着せず、英国が優遇措置を求めるブルーチーズなどを巡り、事務レベルで詰めの協議が続いている。

 日本側は、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)でブルーチーズを含むソフト系チーズの輸入枠を設けているため、英国枠の新設は認めない方針。英国側は、日欧EPAの輸入枠の未消化分を英国に振り向けるよう求めているもようだ。

 日本が英国に優遇措置を認めた場合、日米貿易協定など他の協定に影響する可能性もあり、両政府がどのような着地点を見いだすかが焦点だ。

 大筋合意した場合、両政府は9月にも協定を確定、署名したい考え。その後は1月1日の発効に向けて双方の議会承認手続きが必要で、日本政府は秋の臨時国会での承認を目指すことになる。
 

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