水田生き物“新天地”へ 児童お手伝い 島根・宍道湖農地整備事業

たもで水路にすむ生物を捕獲する児童(島根県出雲市で)

 島根県出雲市立檜山小学校の4、5年生26人が、宍道湖西岸農地整備事業の工事関係者と「生きものひっこし大作戦」に取り組んだ。圃場(ほじょう)整備工事が始まる工区内の水路・水田にすむ水生動物などを捕獲し、工区外に放流するもので、たもを片手にメダカやドジョウ、タニシなどを捕獲した。

 同市園町の水田に約50人が集合。ホシザキ野生生物研究所など専門家の解説を聞き、水田を調べて地域の環境を学んだ。

 主催した中国四国農政局宍道湖西岸農地整備事業所の井雄一郎所長は「新しい水田を作り、水路や道路の幅を広げ、若い人が米や野菜作りの農業に取り組むよう進めていく」と事業の目的を説明。「圃場整備地に隣接する校舎から水田が変わる姿を見てほしい」と呼び掛けた。

 整備事業は2018年度に工事を開始。受益面積456ヘクタール、総事業費260億円で、区画整理と農業用用排水施設整備をする。小豆、小麦、ブロッコリーなどの高収益作物の栽培や、青ネギ団地の育成を計画する。

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