塊肉の魅力発信 好きな厚さで楽しく 手にして“わくわく” 新潟市 お肉ジャパン

塊肉の魅力を発信する片根さん(新潟市で)

 新潟市で和牛肉などを取り扱う「お肉ジャパン」は、ブロック肉専門店として個人の消費者から人気を集めている。普段は目にする機会が少ない2、3キロほどの肉を手にした時のわくわく感や、料理に合わせて好きな厚さに肉を切る楽しさなど、“塊”ならではの魅力を発信。新型コロナウイルス禍で、自宅での食事を大切にしたいという肉好きたちの心をつかみ、全国から注文が寄せられている。

 同社は、にいがた和牛の他、北海道から沖縄まで各地の銘柄牛を取り扱う。ヒレやリブロース、「トモ三角」「かめのこ」「しんしん」など入荷した肉を部位別にフェイスブックで紹介し、注文も受け付ける。価格は銘柄や部位によって異なるが、サーロインの場合1キロ当たり9800~1万100円ほど。ブロックで買う分、割安になるという。

 同社社長の片根淳子さん(45)は「部位ごとに適した料理は異なる。塩こしょうで焼くだけではなく、煮込みやローストビーフ、すしなどさまざまな料理に塊肉を使ってほしい」と呼び掛ける。

 片根さんは、通販で肉の量を誤って注文した自身の失敗が起業の契機となった。自宅に大きなブロック肉が届き、驚くと同時に自分好みに切って食べる楽しさに気付く。その感動を他の人にも味わってほしいと、2016年に同社を開業した。

 誕生日など特別な日だけでなく、普段の食事にも塊肉を取り入れるリピーターが増えているといい、フェイスブックのフォロワーは現在、1万9700人ほど。片根さんは「私のような“肉フェチ”が増えているのはありがたい。塊肉を通して和肉のおいしさを伝えていきたい」と意欲を示している。
 

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