園芸5品目栽培 地元に見守られ就農 新潟県小千谷市 金崎優さん(31)

スイカ、メロンの肥大管理に汗を流す金﨑さん

 新潟県小千谷市の金崎優さん(31)は今年、Uターンで自家就農を果たし、小玉スイカやカリフラワーなど園芸5品目の栽培に奮闘している。金崎さん家族が、園芸作物を本格導入するのは初めて。米と園芸作物の組み合わせで安定した経営を目指す。

 小千谷市園芸振興協議会やJA越後おぢやは、園芸作物を新しく始める若者を積極的に支援する取り組みを始めた。金崎さんは、こうした支援対策の第一号のうちの一人といえる。

 金崎さんは2017年4月に就農。基礎知識や実践的技術は2年ほどかけて、地元の農業生産法人で習得した。「食を通じ感動と健康」を目標に掲げ、名刺にも刷り込んだ。

 園芸作物の作付面積は50アールで、小玉スイカやメロン、カリフラワー、ニンジン、サツマイモといった同市を代表する野菜を取り入れた。現在はスイカ、メロンの着果表示や摘果に追われている。主力はカリフラワーの35アールで、4品種を7回転することで、9月上旬から11月中旬まで長期出荷を計画する。作物の出荷は、同JAの出荷組合を通じて行う。稲作は、父が担当するため、作業競合はない。金崎さんは「まずは、品質の良いものを安定生産する。自分で納得できる野菜を出荷したい」と意気込みを見せる。

 園芸産地の維持・発展へ、金崎さんに対する周囲の期待は大きい。園芸作物に求められる高い栽培技術は、同協議会に所属するベテラン農家がアドバイス。JAや県長岡地域振興局小千谷分室も全面的に支援する。

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