新野菜「トルコナス」順調 白さ 売り 共販拡大 4市場へ 神奈川・JAさがみ

「トルコナス」を出荷する清水代表

 神奈川県のJAさがみ管内の若手生産者らでつくる「マーケティングチーム茅ヶ崎地区」が生産する新野菜「トルコナス」の共販出荷が順調だ。市場や消費者からの反響も上々。今後、一層の普及を目指していく。
 

20、30代若手農家 チームで新規開拓


 同チームは、新野菜の栽培・出荷により市場開拓を目指し、20、30代の若手農家3人が2015年に結成した。これまでも「マー坊ナス」「福耳とうがらし」などの出荷を手掛けてきた。昨年は「縞(しま)むらさき」と「トルコナス」の2種類を栽培・出荷。「トルコナス」の反応が良かったため、今年は「トルコナス」1本に絞った。

 栽培本数を、昨年の90本から今年は1080本に大幅に増やし、出荷先も4市場に拡大。JAではさらなる拡大を目指す。6月下旬から出荷を始め、新しく取引を始めた市場でも反応は良い。県西地区では料亭で利用するところも出ている。

 同チームの清水俊朗代表は、520本の「トルコナス」を栽培している。白くつやのある皮が特徴のため、1個ずつ皮を拭いてから段ボール箱に詰める。とげが鋭いので、出荷時に傷を付けないように気を使う、長持ちするよう古新聞をクッションにして荷造りする。

 出荷規格も、消費者が食べやすいサイズに変更した。小ぶりのうちに収穫するため、ナスの株が疲れず収量も期待できるようになった。

 もともとナス栽培が盛んな地域だったこともあり“茅ヶ崎の白いナス”が名産になれば、地域の活性化につながると期待する声も出ている。

 清水さんは「ナスは白いものだ、といわれるくらいに普及させたい」と意気込んでいる。

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