すし観覧車 そうめんスライダー 夏の食卓 玩具で楽しく

すしが空中を回る「天空パーティー 寿し大観覧車」(東京都葛飾区で)

 子どもや親せきが集まる夏休みに、おもちゃで食卓を盛り上げて――。玩具大手タカラトミーの子会社、タカラトミーアーツ(東京都葛飾区)は、食卓向け玩具の開発に力を入れる。観覧車やスライダープールといったアトラクションさながらの模型から、すしやそうめんが飛び出す商品などで食の遊び心をかき立てる。

 今月20日に発売した「天空パーティー 寿し大観覧車」(1万778円)は、握りずしが観覧車に乗って回転する。レバーを操作すると、すしがジェットコースターのようなレールを伝い、手元に滑り降りる。

 「回転ずしは家族連れに人気がある。商品では空中で縦に回してみようと発想した」と同社。装置は遊園地の富士急ハイランドが監修。作る過程も楽しめるよう、キャラクター型のしゃりの握り具もセットにした。

 夏の定番、そうめんと子どもが好きなプールを合体させたのが、4月に発売した「ビッグストリーム そうめんスライダー エクストラジャンボ」(1万8144円)。スライダープール型の流しそうめん器だ。

 コースは全長5メートル。監修した東京サマーランドの最新プールを参考に、滑るそうめんを左右に大きく揺らす機能も備え、麺をすくう楽しさを演出する。「大人からの支持も集め、発売日から品薄になるほど好調な売れ行き」と同社。

 冷たいデザート系では、顔型のシリコンカップにプリンやゼリーなどのカップスイーツと牛乳を入れ、手でもみしだくと、自家製シェイクができる「もみっとシェイクン」(1944円)。もむたびにカップの顔がコミカルに変形する。

 同社によると、家族層やパーティーの需要が中心で「孫が遊びに来るようになった」「毎日そうめんでも子どもが喜ぶ」などの反響がある。同社は「身近なメニューで、何度でも楽しめる。食事を写真に撮ってSNS(インターネット交流サイト)で楽しむ人が増えており、今後も伸びるカテゴリー」と話す。ラーメン、カレーなどの玩具にも挑む考えだ。

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