三船 美佳さん(タレント) ハワイの味 今も大好き 新作料理を娘と試行錯誤 

三船美佳さん

 のルーツは秋田県ですが、生まれは中国でした。ギョーザなどの中国料理が食卓に並ぶことも多かったです。映画の撮影の前になると、父は体力づくりのためにお肉をいっぱい食べていたので、私もよく一緒に食べました。物心がついてからは、父に連れられて、国際映画祭などで世界各地に行きました。ハワイのカウアイ島で開かれていた映画祭には毎年行っていたので、ハワイは今でも大好きな場所です。

 幼稚園から高校まで、インターナショナルスクールに通いました。新学期が始まる9月の前には長い夏休みがあって、サマースクールでハワイに行きます。日本にいる時のお弁当は、おにぎり、唐揚げ、卵焼きという定番ですが、ハワイでのランチはサンドイッチです。ハム・チーズのサンドイッチと、ピーナツバターの上にいちごジャムを塗ったサンドイッチ。ピーナツバターは無糖なので、香ばしくておいしいですよ。それではまっちゃって。私の幼少期の思い出のお弁当です。

 はハワイアンスタイルの料理が好きですが、中学1年生の娘は、今はKポップにはまっているせいで、韓国料理がすごく好きです。だからわが家のお弁当には、ジャパニーズスタイルとハワイアンスタイルに、最近はコリアンスタイルが加わりました。

 韓国のお弁当は、一人分に分けないスタイルです。チャプチェやプルコギやキンパやヤンニョムといった料理を分担して作って、みんなで持ち寄ります。ヤンニョムというのは甘辛い唐揚げで、運動会のおかずの定番らしいです。すごくおいしいです。韓国のお友達にも教えてもらいながら、結構グローバルなお弁当を作ります。

 新しい料理を覚えるのは楽しいですね。キッチンにある物で創作的に作るとか、チャレンジするのは好きです。これまでに海外で食べた味を試行錯誤して再現するのも楽しいです。最近のチャレンジは、クリスマスのターキー(七面鳥)です。娘は2年前のクリスマスに、ご近所にいるアメリカ人の友達の家でいただいたターキーの味が忘れられないというので、「作ってみようか」ということになりました。ターキーの味が忘れられないのは、実は私も同じなんです。日本ではターキー自体を手に入れることが大変でしたが、いろんなレシピを参考にして、自分たちの記憶の味に近づけるように作ってみました。大成功でした。

 日のお料理は適当に作ってしまいますが、何かイベントがあると、お料理をするのがすごく楽しいです。雰囲気を盛り上げて、エネルギーをいっぱい使って、自分も楽しんで。東京と違って、今住んでいる大阪には西日本の食材がいっぱいあって、スーパーに行くのも全然違った気持ちで楽しんでいます。休みの時などは、「人間はどうして1日に3回も食べるの?」と思うほど、ずっとキッチンに立っていますが、楽しめば何の苦でもありません。何か新しいレシピを教えてもらうと、マンネリ化が解消されて、気持ちも楽しくなるし、「おいしいね」といってもらえたらハッピーです。

 今作ってみたいと思っているのは、ニューオーリンズに行った時に食べたガンボスープです。チリビーンズがいっぱい入ったスープです。とてもおいしかったので、忘れられなくて。材料の豆を見つけたので、チャレンジしようと思っています。(聞き手 ジャーナリスト・古谷千絵)

<プロフィル> みふね・みか

 俳優・三船敏郎、女優・喜多川美佳の長女。97年にCMでデビュー。映画「友情」で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。映画・ドラマ・CM・バラエティーなど多方面で活躍中。「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送)「住人十色」(毎日放送)「午後キュン!」(サンテレビ)に出演中。34歳。

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