宮城全共 全農・メイン会場 繁殖・診断 技術PR 仮想「牧場」体験や全国レストラン 一般来場者に紹介で

全農のブースでICT機器や飼料などを紹介する担当者(7日、仙台市で)

 JA全農は7日、仙台市で開幕した全国和牛能力共進会宮城大会(宮城全共)のメイン会場で、畜産農家向けに情報通信技術(ICT)機器や飼料などのPRを始めた。一般来場者向けのブースも設け、和牛生産に関する全農の取り組みも紹介。和牛農家の生産性向上に加え、全農事業の理解促進に期待する。

 一般来場者向けのブースでは、全農ET研究所による和牛受精卵生産の取り組みや、全国各地にあるJAグループのレストラン、和牛肉輸出などについて紹介。子ども向けに仮想現実(VR)技術を使った牧場体験コーナーも設けた。

 特にPRに力を入れるのが、牛の肺炎や気管支炎を引き起こす牛呼吸器病症候群の検査サービスだ。牛コロナウイルスなど9種類の病原体の有無を把握する技術で、全農家畜衛生研究所クリニックセンターが2016年に始めた。まん延の予防措置を取れる。

 ICT機器では、黒毛和牛の窒息死を防ぐシステム「うしらせ」などを紹介。事故死による損失をなくす上、農家の見回りを省力化できる。来年1月に発売する。

 全農は「畜産農家向けの資材の紹介に加え、消費者へのPRもしていきたい」(畜産生産部)と期待する。

 会場内では、地元のJAグループ宮城「県産県消」推進協議会やJAみどりの、JA仙台が加工品を販売。8、9の両日には、肉の消費拡大に向けて全農などに協力する宮崎県出身のシンガー・ソングライター香蓮(かれん)さんも応援に駆け付け、ステージイベントに出演する。

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