宮城全共 東北勢 活躍誓う

入場行進で歓声に応える東北勢(7日、仙台市で)

出品者を代表して宣誓をする高橋代表(7日、仙台市で)

 第11回全国和牛能力共進会宮城大会(宮城全共)が7日、仙台市で開幕した。東北6県の出品者ら約130人が開会式に臨み、会場内を行進。東日本大震災からの復興の発信に加え、それぞれが育んできた和牛の能力を最大限発揮し、全国に地元のブランドを知らしめることを誓った。審査は8日、1、2、6、4区から始まる。

 宮城から母牛、娘牛、孫娘牛3頭1群で出品する6区(高等登録群)に1頭出品する登米市のN・O・Aの高橋良代表は、全国から集まった出品者を代表し、開会式で宣誓した。

 会場の夢メッセみやぎは、東日本大震災の津波被害を受けていることを踏まえ、高橋代表は「宮城全共が開催される喜びと感謝で胸がいっぱい。己を信じ、仲間を信じ、和牛の未来を信じ、共に頂点を目指して最高のドラマを作る」と宣言した。

 式典後、各県の出品者は8日から始まる審査に備え、牛のブラッシングや毛刈り、調教などに専念した。

 青森から種牛4頭、肉牛3頭1群で出品する7区(総合評価群)に種牛1頭を出品する久保有清さん(81)は「牛の測定や栄養度調査は上々だった。青森の和牛をPRしたい」と意気込んだ。

 岩手から3産以上の種牛4頭1群で出品する5区(繁殖雌牛群)と、7区に種牛1頭ずつ出品する岩渕孝幸さん(43)は「岩手の牛が勝つことで、震災時に受けた、支援への感謝の気持ちを全国に伝えたい」と話した。

 秋田から14~17カ月齢未満の若雌を単品出品する2区(若雌の1)に出品する佐藤久一さん(69)は5回目の出場。「前回の長崎は移動で牛の体重が減ったが、今回は牛が落ち着いている。好成績が期待できる」と自信を見せる。

 山形から5区に出品する小形繁之さん(26)は、牛にブラッシングをしながら「牛も会場に慣れてきた。多くの人が手伝ってくれていることに応えるため1番を狙う」と決意した。

 福島から7区に種牛1頭出品する鈴木勇治さん(65)は「開会式で福島の仲間が拍手で迎えてくれた。復興は道半ば。好成績を取り、福島の畜産を盛り上げたい」と話した。

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