宮城全共 東北勢「花の7区」に5県出品 調教成果を発揮

審査を受ける7区の東北勢の出品牛(9日、仙台市で)

 第11回全国和牛能力共進会宮城大会(宮城全共)の種牛部門の3、5、7区の審査が9日、仙台市の会場で始まった。東北勢は計51頭を出品。個体審査を受けた。10日の比較審査などを経て、結果が決まる。種牛と産肉の両面を評価する「花の7区」には、5県が出品。種牛を出品した農家らは、これまでの調教成果を発揮して、牛を正しい姿勢で立たせ、体格の良さなどをアピールした。

 7区(総合評価群)は、同一種雄牛の産子を種牛4頭と肉牛3頭1群を出品する。東日本大震災の影響で前回の長崎全共には出品できず、2大会ぶりの挑戦となった福島は県和牛育種組合が「高百合」の産子で挑戦。1頭を出品した田村市の鈴木勇治さん(65)は「牛の背線を真っすぐにして体の良さが伝わるようにした。上位に入り、福島が頑張っていることを示したい」と話した。

 秋田は今回、7区に初めて挑戦した。県和牛改良推進組合が種雄牛「義平福」の産子を出品。1頭を出品した仙北市の田口とみ子さん(60)は「仲間と声を掛け合いながら、牛を落ち着かせた」と振り返った。

 5区(繁殖雌牛群)は、3産以上の雌牛4頭1群を出品。繁殖雌牛の斉一化を競う。6県が出品する中、初挑戦の山形は山形おきたま和牛改良組合が挑戦。週1回全頭を集め、組合の青年部を中心に調教を手伝ってきた。青年部の小林康裕部長(39)は「10日の審査でもう一度、牛のアピールに全力を尽くす」と話す。

 17~20カ月齢未満の若雌を単品出品する3区(若雌の2)は、6県が出品した。宮城から1頭出品した登米市の菅原和繁さん(33)は「審査中、牛を正しい姿勢で立たせることができた。10日も同じように頑張りたい」と話す。

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