きょうから大相撲秋場所

 きょうから大相撲秋場所。白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱はそろって休場する。昭和以降で初めてという。賜杯の行方はやや興をそがれるが、こと稀勢の里については「休場でほっとした」が、ちまたの声である▼4横綱時代は16回目になる。全員15日間皆勤の場所は驚くほど少ない。直近は曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸だが、一度もなかった。期間も5場所と短かった。連日満員御礼の盛況を謳歌する大相撲も、気が付けば看板横綱は皆30代の満身創痍。禍福はまさに隣り合わせである。体調万全にして九州場所に臨み、4横綱が皆勤賞を取る。それがファンに応える道か▼目を世界の政治に転じると、トランプ、習近平、プーチンの“3横綱”と安倍首相が北朝鮮の核武装を巡って力相撲の真っ最中。〈圧力強化〉でプッシュする日米に対抗するプーチン氏の発言はドスが利いている。「北朝鮮は雑草を食べても核開発をやめない」▼この御仁と通算19回目の首脳会談をし、北方領土での共同経済活動で握手を交わす安倍さんの心中はいかに。院政を始めた白河上皇がこの世で思い通りにならないものに〈鴨川の水、山法師、さいころの目〉の三つを挙げた。現代ならさしずめ〈北の核、拉致、領土返還〉▼たまる鬱憤を晴らす日本人初の100メートル9秒台の快挙。桐生君に拍手。

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