宮城全共 北海道勢が躍進 団体賞 初の受賞 「次につながる結果」

優等賞4席を受賞した6区の佐藤会長㊨(仙台市で)

優等賞5席を受賞した5区の山田さん㊨ら(仙台市で)

 仙台市で11日に閉幕した全国和牛能力共進会宮城大会(宮城全共)で、北海道勢は多くの区で前回大会以上の成績を残した。繁殖雌牛の改良レベルを示す6区(高等登録群)では、17組がしのぎを削る中、道勢が優等賞4席(4位)を獲得。上位入賞牛が多い道府県に贈られる団体賞を11日、初めて受賞し、府県に和牛産地としての実力を示した。  

 北海道勢は、8区分に23頭を出品。6区分13頭が、最高位の優等賞を獲得した。

 6区の出品者で、北海道和牛振興協議会の佐藤弘一会長は「惜しかったが、北海道らしい牛をPRできたと思う。さらにブランド価値を高めていきたい」と、今後の抱負を語った。同区の引き手の一人、桧山管内JA今金町酪農畜産課の加藤直樹課長は「出品者一丸となって挑戦でき、次につながる結果となった」と話していた。

 十勝和牛振興協議会が出品した5区(繁殖雌牛群)も、18組中同5席(5位)と、前大会より1席上げた。出品者の一人で同協議会育種推進部会の山田貴赦部会長は「うれしさと悔しさが半々。これから、全国で通用する牛を育成したい」と先を見据える。

 種牛と肉牛を同時に出品する7区(総合評価群)では、十勝和牛振興協議会育種推進部会が初出品。前大会より1席上がり、1等1席となった。

 同部会の清水孝悦副部会長は「満足はしていない。結果を受け止め、次の全共につなげたい」と思いを語った。

 団体賞は道府県ごとに贈られる賞で、今大会は出品のあった39道府県中、上位6道県に贈られた。北海道は第11回全共北海道対策本部が6席(6位)を獲得。佐藤会長は「各区で成績が上がった。これからも北海道らしさを追求していく」と話していた。

 10日に開かれた最終比較審査の応援に駆け付けた、JA道中央会の飛田稔章会長は「北海道は全国屈指の和牛産地。北海道和牛の理解につなげてほしい」と期待を込めた。

 道勢は同日、閉会式に参加。午後に家畜運搬車に乗った種牛15頭が北海道への帰路についた。

 6区以外の結果は次の通り。

 ▽1区(若雄)=優等賞8席(十勝家畜人工授精所)、優等賞4席(ジェネティクス北海道)▽2区(若雌1)=同10席(加藤啓介)▽3区(若雌2)=1等賞8席(木島隆浩)▽5区=優等賞5席(山田貴赦、菅野英夫、三野宮秀和、清水和博)▽7区=1等1席=(斉藤雅登、多田隆一、安藤誠、清水孝悦、サンエイ牧場、山田貴赦、上士幌町農協肥育センター)▽8区(若雄後代検定群)=優等賞9席(石川宏、前崎正弘、美郷牧場)▽9区(去勢肥育牛)=1等賞(バージンハートファームジャパン)、2等賞(上士幌町農協肥育センター)

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