かんきつ 河内晩柑 認知症予防に効果 愛媛県など特許出願

認知症予防に効果がある「河内晩柑」と果皮と果汁を使った飲料(14日、松山市で)

 愛媛県は14日、松山市で中晩かん「河内晩柑」に認知機能を維持・改善する効果があるとして、大学や企業と共同で特許出願したと発表した。河内晩柑の果皮に多く含まれる機能性成分の「オーラプテン」には脳内の炎症を抑える作用があり、認知症予防に有効だという。JA全農えひめのグループ会社、えひめ飲料が飲料商品として展開し、機能性食品表示を取得する予定だ。

 愛媛県産業技術研究所や愛媛大学、松山大学、えひめ飲料が2014年から共同研究してきた。ヒト介入試験を行った結果、毎日125ミリリットルのオーラプテン強化飲料を6カ月間飲み続けた場合、認知機能の働きを示すスコアが改善。河内晩柑を使った飲料が認知症の予防に有効と結論付け、果皮を含めた飲食品と製造方法で特許を8月10日に出願した。

 県によると「河内晩柑」の15年産の生産量は6045トンと全国1位。県内では「美生柑」や「愛南ゴールド」などのブランドで親しまれ、和製グレープフルーツともいわれる。

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