野菜に六角段ボール 箱代2%減見込む 試験で強度確認来年本格導入へ JA金沢市

 JA金沢市は、資材コスト削減につなげるため、六角形の段ボールでダイコンの試験流通を行った。対角線上の二つの角をそれぞれ4センチほど切った形。原紙の使用量削減とともに出荷箱の強度向上を実現しており、大阪までの試験輸送で大きな問題がないことを確認した。来年度から本格的に、ダイコンやスイカなど主力品目で導入を進めていく考えだ。

 六角形の箱は、段ボール箱代を約2%削減できる見込み。JAはこれまで独自に、原紙の材質や厚さなどを変えて検討を重ねてきた。

 試験流通は、出荷ピークを迎えた「金沢だいこん」の生産者らの協力を得て行った。試験用の出荷箱は、箱詰め作業時の課題点などをJAと部会、製造した北陸森紙業が協議を重ねた上で完成させた。計200箱を大阪へ出荷。到着後も箱のつぶれなどは見られなかった。

 六角箱での試験流通に協力したJA砂丘地集出荷場大根部会の西村和憲部会長は「使い勝手は、慣れれば従来と同じ。良い方向に向かえば」と期待を込めた。

 JAは今後、品質を保ちながらコスト削減を図れるよう、品目ごとに違った形の箱の導入も検討していく。JA経済部の亀田英喜部長は「今後も生産者のコストカットにつながる提案をしていきたい」と話している。

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