新感覚 イチジク天ぷら 大手チェーン、きょうから販売 福岡・JA筑前あさくら産 豪雨被災地に一部寄付

イチジク「とよみつひめ」の天ぷら

 新感覚の「フルーツ天ぷら」はいかが――。福岡県のJA筑前あさくら産イチジク「とよみつひめ」の天ぷらが11日から、外食チェーン大手「天丼てんや」に期間限定で登場する。売り上げの一部は九州北部豪雨の被災地に寄付する。

 使うのは、JAが宮野加工場でハーフカットし、冷凍加工した「とよみつひめ」。同チェーン店を運営する(株)テンコーポレーションが6カ月かけて商品化した。旬の状態のまま冷凍加工することで、生果の状態での長距離輸送では傷みやすい果実を新鮮なまま天ぷらにすることができる。商品は、サクッとした衣の食感と、トロリとしてジューシーな果肉、ほのかな甘味が口いっぱいに広がるのが特徴となっている。

 九州北部豪雨の前から決まっていた企画だったが、同社が被災地の支援につなげるために、急きょ寄付することを決めた。1品販売120円のうち10円が義援金として朝倉市に届けられる。

 提供店舗は関東エリア、静岡県、長野県を中心とした164店舗。福岡県内でもKITTE博多店、天神店、黒崎コムシティ店、小倉魚町店の4店舗が取り扱う。販売は30日までの予定。

 イチジク「とよみつひめ」は天ぷらにすることでより甘さが濃厚になることから、生産者もお勧めする調理法。福岡県でも、さらなる消費拡大に弾みがつくと期待を寄せている。

 JA販売開発課の羽野秀樹課長は「果実の消費が落ち込む中で、いろいろな食べ方を提案しながら消費拡大につなげていきたい」と力を込める。

 同社マーケティング・商品部の高橋宏彰部長は「天ぷらという限られた調理法の中で、産地や旬にこだわった食材を今後も探していきたい」と、さらなる商品展開への意欲を語る。

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