〈与野党リセット選挙〉なのか

 〈与野党リセット選挙〉なのか。今回の衆院選は解散日が「仏滅」、投開票が「大安」と気付いた。各党、各候補者には笑顔と涙の〈明暗〉が待つだろう▼“決戦の日”まであと10日。自公VS希望を軸に護憲・リベラルも加え3極の激しい闘い。巨大与党が90議席減と大惨敗しなければ233の過半数割れはない。だが小選挙区はオセロゲームと同じで白と黒がひっくり返る。22日の投開票の結果、与野党勢力図によっては、新たな政局に発展し再び合従連衡もあり得る▼既視感がある。24年前の1993年。衆院選後、政権交代で非自民連立政権ができた。首相には日本新党代表の細川護煕氏が就く。同党には小池百合子、前原誠司、枝野幸男の各氏が。一方で自民党の初当選組には安倍晋三、岸田文雄氏らの顔ぶれ。〈今〉に至る政治の主要な“役者”がそろう▼当時、開票直後に高揚感漂う細川氏に「構造改革を強調しているが日本農業をどうするつもりなのか」と問うと「規模拡大で国際競争力を高めたい」と応じた。その後、細川政権は米市場開放など農業総自由化に結び付くガット合意を受け入れる▼そういえば、安倍さんは年頭会見で酉(とり)年は政治波乱が多いとして24年前の自民党下野に触れた。今回の酉年選挙はどんな結末が待つのか。

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