展開・除去を省力化 茶被覆用機器紹介

被覆資材を除去するアタッチメントの実演(2日、静岡県掛川市のカワサキ機工で)

 農研機構などの研究グループは2日、静岡県菊川市で、茶の被覆栽培に関する研究報告会を開いた。2015年度から3カ年事業で進めている試験について、現状を発表。作業時間を、圃場(ほじょう)条件によって2割以上削減できる被覆資材の展開・除去機械などを紹介した。  農研機構とカワサキ機工が開発した乗用摘採機で使う被覆資材の展開・巻き取りアタッチメント「JHU―CS」について、三重県農業研究所の丹羽努主幹研究員が、利用条件や、被覆資材の違いによる作業性を解説した。アタッチメントを付けると他の管理機に比べてバランスが取りづらく、「段差がないことや、障害物がないこと、平たん地であることが求められる」と話した。

 資材別の作業効率では、一般的なピンチ固定式では巻き取り作業が手作業に比べ、1割の時間削減にとどまった。

 3方の裾にロープを通し、かぶせてからロープを引いて巾着のようにすぼめて固定する被覆資材を使えば、展開・除去は、手作業より2割以上短縮できた。しかし、ロープで固定する資材を使うには、畝が直線で、長さが一定であることが条件になるとした。

 同アタッチメントの実演は2、3日に掛川市でカワサキ機工が開いている「フェスタカワサキ」で行っている。

動画が正しい表示でご覧になれない場合は下記をクリックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=VcHz8I2i2nU

おすすめ記事

動画ニュースの新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは