[活写] 感動がやりがい

満開となった「菊の里ときわ」のざる菊。畝の間に入って間近で見物できる(福島県田村市で)

 福島県田村市の農家、渡辺武一さん(67)の畑で、小菊を半球状に育てた「ざる菊」が満開だ。約80アールに色とりどりのおよそ2500株が咲き誇っている。

 以前は葉タバコ畑だったが、2011年3月の東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で廃作。代わりに菊を植えるようになった。

 「菊の里ときわ」と名付けて、13年に一般公開を始めると口コミなどで評判になり、多くの人が訪れるようになった。今年は10月下旬から約7000人が来園。白や黄、赤、ピンクなどの花を楽しんでいる。

 渡辺さんは「見た人が感動してくれて、やりがいがある。さらに花の色を増やしたい」と話す。入園料は300円。菊の鉢植えも販売している。(富永健太郎)

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