レタス1500株盗難 茨城県八千代町

盗難されたレタスの畑で憤りを見せる内海さん(16日、茨城県八千代町で)

 葉物野菜の生産が盛んな八千代町で、一晩でレタス約1500株が盗難された。被害額は約10万円。出荷直前の被害に、農家の内海一彦さん(50)は憤りを隠せない。

 盗難に遭ったのは、内海さんが契約栽培しているロメインレタス。葉が肉厚でみずみずしく、シーザーサラダなど生食の他、加熱調理にも向き、スープや炒め物にも使われる。一般的な玉レタスより販売価格が高く、露地の春・秋作とハウスで作る冬作と合わせ、年3回作付けしている。内海さん方では、22アールに作付けした1万8000株の中から大きいものだけが盗まれた。

 14日午後3時に確認した時点で異常はなく、15日午前8時ごろ被害に気付いて下妻警察署に通報した。警察には被害届を出し、同署は窃盗事件として調べている。内海さんは「やっと出荷できるまでに育ったレタス。農家の努力を踏みにじる行為は許せない」と憤る。

 JA常総ひかり八千代支店営農課の飯岡裕也補佐は「台風の影響で青果物が高騰していることも盗難被害の背景にあるのではないか。他品目でも被害が出ないよう、ポスターなどで注意を呼び掛けたい」と言う。JAは、行政と連携して警察に対して見回りの強化を求めるとともに、同町の防災無線を使った呼び掛けを検討する。

 同署は数量などから販売目的で、複数の人間が犯行に及んだとみて、近隣の防犯カメラにレタスを積んだトラックがないか確認するなど捜査を進めている。

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