鳥獣対策 ネット発信 狩猟者向けとジビエ普及 愛媛県

 愛媛県は20日、「愛媛県鳥獣対策&ジビエ料理総合ポータルサイト」と「動画で見る有害獣捕獲マニュアル」の二つのサイトの公開を始めた。「捕獲から食べるまで」を幅広くまとめたサイトと、捕獲技術を動画で幅広く公開するサイトを開設するのはいずれも全国初めて。インターネットを通じた情報発信で、狩猟者の確保や野生鳥獣の肉(ジビエ)の消費拡大につなげていく。

 ポータルサイトは、鳥獣害対策の関連情報を集約する。県内処理施設の解体技術やジビエ料理店の調理現場を動画で紹介する他、捕獲の新技術や新商品、イベントなどを幅広く掲載する。関係者からの投稿など、新たな情報を随時盛り込む予定だ。アドレスはhttp://ehime―gibier.com

 マニュアルは、生産者向けのサイト。県普及指導員などが撮影した動画を通じ、有害獣の習性や捕獲技術を解説する。夜間の有害鳥獣の動きや習性、名人と呼ばれる狩猟者の捕獲技術も紹介する。箱わな、囲いわな、くくりわなの捕獲ポイントも示す。最新のICT(情報通信技術)捕獲システムや、実証事業の成功例や失敗例も掲載する。アドレスはhttp://ehime―hunting.com

 同県の鳥獣被害額は近年、約4億円前後で、ジビエの活用は2・3%にとどまる。中村時広知事は「狩猟者の確保やジビエの消費拡大につなげていきたい」と狩猟者のレベル向上や消費者のジビエの理解推進を狙う。

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