目撃情報収集・蓄積 → 被害対策に活用  鹿マップ開発通報呼び掛け 愛知県など

 愛知県森林・林業技術センターなどが、鹿の目撃情報を収集、蓄積することで、農林業被害対策に役立てるシステム「シカ情報マップ」を開発し、運用を始めた。鹿の出没や食害を目撃した人に情報提供を呼び掛ける取り組み。スマートフォン(スマホ)などで「シカ情報マップ」のウェブサイトにアクセスし、地図上に目撃した場所をマークしてもらう。鹿の分布や被害の広がりを全国的に把握することで、農林業被害や車との衝突事故などの対策に生かす。

 目撃情報を森林・林業関係者にとどまらず、地域住民や旅行者などから広く収集する。これらの取り組みは、同センターによると全国初だという。提供されたデータはリアルタイムで地図上に更新され、蓄積した情報を確認できる。情報を集計し、各地の行政機関の統計資料に役立てることも可能だ。

 同県内の鹿による農林業被害はシイタケ、果樹、野菜など約2920万円(2016年度)。同センターは「農業者にも利用してほしい」と呼び掛けている。「シカ情報マップ」は、同センターのホームページや2次元コード(QRコード)を読み込むことでアクセスできる。

おすすめ記事

営農の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは