リンゴ ベトナム向け3倍 2月中旬まで350トン 全農あおもり

ベトナムに輸出するリンゴを積み込むJAつがる弘前の担当者(28日、青森県弘前市で)

 JA全農あおもりは28日、2017年産リンゴのベトナム向け輸出を始めた。350トンの供給を予定。台風などの影響で119トンにとどまった16年産からの巻き返しを目指し、3倍近く増やす計画だ。ベトナム国内での販路をさらに拡大する。同日はJAつがる弘前から約17トンを出荷した。

 ベトナムへのリンゴ輸出は、農水省の植物検疫所が登録した園地で適切な防除を実施することなどを条件に、15年に5年ぶりに解禁した。全農あおもりは同年21トンを輸出、16年産は大幅に増やす予定だったが、台風の影響もあり輸出量は伸び悩んだ。

 17年産は、これまで輸出用リンゴを供給してきたつがる弘前、津軽みらいの2JAに加え、新たに青森、相馬村の2JAが加わった。「ふじ」「金星」「ジョナゴールド」「陸奥」「世界一」を2月中旬まで輸出する予定だ。

 現地では12月16日からハノイやホーチミンで一斉販売する。日系イオングループや高島屋、現地スーパー、外資系スーパーのMEGAMART(メガマート)やBIGC(ビッグシー)などで販売する。

 8000ケース(1ケース10キロ)の輸出を予定するJAつがる弘前の天内正博常務は「安全、安心や香り、品質面など、完成度の高いリンゴを評価していただきたい」と話した。

 全農あおもりりんご課の竹達広治課長は「現地で県産リンゴの知名度が上がってきた。小玉傾向だが食味は良好。現地での試食宣伝会などを通じ、知名度と需要を一層高めたい」と意欲的だ。

■この記事の「英字版」はこちらをクリックしてください。

おすすめ記事

経済の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは