お薦めの花AIが提案 銀座の生花店

“AI店員”が客の購入を支援する(7日、東京都中央区で)

 「このアレンジメントはいかがでしょうか?」花の購入を手助けする“AI店員”の運用が8日、東京・銀座にある生花店「モンソーフルール」の店舗で始まる。店員に代わり客の顔を覚え、会話をしながら花の購入を支援。店の人手不足を補い、きめ細かい接客もできると期待する。 人工知能(AI)を搭載した店員の名は「エレーヌ」。人の顔を識別するカメラやモニター、プリンターを備える。

 例えば「クリスマスプレゼント」と話し掛けると、贈る相手の性別、年齢などを質問。2、3問答えると、赤色がメインのブーケを提案した。ブーケの情報を印刷した紙を店員に渡し、要望に応じた商品を入手する。

 1回のやりとりは30秒程度で、お薦めの花や花言葉などの質問にも対応する。一度認識した顔は記録に残し、再訪客に「前回買った○○はいかがでしたか」と尋ねる。

 初導入したマロニエゲート銀座2店は大通りに面し、連日客足が絶えない。藤原侑記店長は「商品の作成に集中できる。産地の情報をAIに記憶させ、お客に生産者を知ってもらうきっかけにもしたい」と話す。

 今後は他の系列店への展開も視野に入れる。システム開発を手掛けるデジタルアテンダントは「導入経費は150万~200万円で、1人を雇う経費以下。店員のパートナーとして多彩な商品を提案できる」と話す。

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