甘酸バランス良く イチゴ収穫全盛期 奈良県育成品種「古都華」

奈良県だけで生産する大果系のイチゴ「古都華」(奈良市で)

 奈良県だけで生産し最高糖度13を誇る大果系イチゴ「古都華」の出荷が始まった。クリスマスケーキや年末の贈答用向けに重宝されており、収穫はたけなわだ。県が開発したオリジナル品種で2011年に品種登録。県によると、昨年は7・3ヘクタール、90戸の農家が生産した。

 甘味と酸味のバランスが良く、強い香りが特徴。収量は少なく希少性があり、出荷先は関西圏の百貨店や洋菓子店が中心。一部はカンボジアにも輸出する。

 奈良市の萩原いちご農園は、11月下旬から出荷を開始した。今年は台風や長雨の影響で例年より小ぶりだが、今月に入り昼夜の寒暖の差が生じ、甘味は強めだという。併設の直売所では1パック(約400グラム)で700~800円で販売する。

 今年は施設を増やし25アールで栽培。昨年より4トン多い10トンの生産を見込む。萩原健司さん(35)は「多くの人に古都華を食べてほしい」と話す。収穫は5月下旬まで。

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