農家手作りお節で迎春 神奈川・JAはだの 直売所の主力商品に

草山さん㊨手作りのお節を詰めた豪華お重(神奈川県秦野市で)

 JAはだの農産物直売所「はだのじばさんず」で、農家の手掛けるお節料理が人気を集めている。28日から30日まで開く「年忘れ年末市」に合わせ、農家は地場産農産物を使った加工品の製造に励む。

 同店では、9人の加工品出荷者が15種類のお節を販売。添加物を使わず安全・安心な手作りとあって来店者数は倍増し、売り上げも大幅に上がる。特設コーナーには黒豆煮やなますが並び、それぞれを盛り付けてお重を楽しむ購入者もいる。

 秦野市平沢の野菜農家、草山美重子さん(74)もお節の加工品を手掛ける一人。普段は梅干しやまんじゅうを出荷しているが、この時期限定で栗きんとんやだて巻きなど、家族総出で4品を400パック以上手作りする。

 素材を生かすため薄味にこだわり、サツマイモなどは料理に合った品種を栽培する。栗きんとんは甘味が強い品種を使い、少量の砂糖とみりんを加えるだけ。上品な味に仕上がっている。草山さんは「食べる人の笑顔を思い浮かべて、野菜作りも調理も頑張りたい」と意欲を見せる。

 同店の安居院賢治店長は「農家手作りのお節はこの時期の主力商品。地場産の農産物で作る昔ながらの味を堪能し、良い年を迎えてほしい」と笑顔で話す。

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