中学給食実施率目標初めて達成 食育基本計画

 農水省は29日、食育推進評価専門委員会を開き、第3次食育基本計画で定めた21目標の2016年度の現状値を報告した。「中学校における学校給食実施率」は目標を初めて達成した。一方で、学校給食で地場産を使用する割合や、国産食材を使う割合の目標値は未達成で、むしろ数値が後退していることが分かった。

 「中学校における学校給食実施率」は目標値90%以上に対して16年度は90・2%と、上回った。一方で、「学校給食における地場産物を使用する割合」は目標値30%以上に対して同年度は25・8%(15年度比1・1ポイント減)、「学校給食における国産食材を使用する割合」は目標値80%以上に対して同年度75・2%(同2・5ポイント減)だった。その背景について文部科学省の担当者は「給食の食材費が限られる中、価格が高い地場産、国産食材を使用できない」と解説した。

 委員からは「教育現場だけでなく行政やJA、農家の協力が地産、国産食材確保に必要」との意見も上がった。

 その他、「食品中の食塩や脂肪の低減に取り組む食品企業の登録数」は目標値100社以上に対して103社と目標を達成した。 

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