いろどりレリッシュ 宮城・JAみどりの
2018年04月05日

いろどりレリッシュ
旬の野菜を細かく刻んだピクルス。宮城県のJAみどりのオリジナル商品。可能な限り地場産の食材を使った。味は、和の食材を使った「JAPAN」、ベーシックな「SWEET」、ぴりりと辛味のある「SPICY」の3種類。肉や魚との相性も良く、幅広い世代が野菜を気軽に食べられる。
商品開発には、女性部員や県小牛田農林高校の生徒、行政などで構成する「加工食品プロジェクト」が携わり、漬物を試作し商品化した。
JAマーケティング室の他、支店・営農センター、仙台市の藤崎百貨店でも販売している。1瓶(130グラム)600円(税別)。3瓶セット (化粧箱入り)2000円(税別)。問い合わせはJAマーケティング室、(電)0229(87)3344。
商品開発には、女性部員や県小牛田農林高校の生徒、行政などで構成する「加工食品プロジェクト」が携わり、漬物を試作し商品化した。
JAマーケティング室の他、支店・営農センター、仙台市の藤崎百貨店でも販売している。1瓶(130グラム)600円(税別)。3瓶セット (化粧箱入り)2000円(税別)。問い合わせはJAマーケティング室、(電)0229(87)3344。
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「ガーベラ記念日」向けPR 産地と小売り連携 需要喚起に注力 フェアや市場展示
4月18日の「ガーベラ記念日」に向け、産地と小売店、市場関係者が一体となり消費地で売り込みを強めている。チェーン店で販売フェアを積極的に仕掛け、市場で展示してアピールするなど、消費の掘り起こしに力を入れる。洋花取引が苦戦する中、売り込みでガーベラの相場が上向くなど効果も出てきた。卸売会社は「母の日(5月13日)までは安定した引き合いが続く」と見通す。
東京都内の生花店、モンソーフルール銀座店は16日、静岡県JAハイナンのガーベラフェアを始めた。大輪7本、小輪12本束(共に1080円)をメインに、1週間で7000本以上の販売を予定。同店は「他の春商材の出回りが落ち着き、売れ行きは良い」とみる。
主産地のJA静岡経済連は今シーズン、都内の生花店20社以上と連携して売り込みを仕掛ける。「4月は生花の出荷が最盛期となるが、ガーベラは販促の機会が少なかった。継続的な販促で小売店も消費拡大に手応えを感じている」と同連。
静岡と愛知、和歌山、福岡の4県のJAグループなどは合同で今月、都中央卸売市場大田市場で品種展示を実施。16日には千葉県の生産者が仲卸会社と消費宣伝もした。
相場も上向いてきた。16日の日農平均価格は1本23円と4営業日連続で上伸。卸売会社は「記念日に向けて売り込みを強める生花店が増えた」と話す。記念日以降の販売について、卸売会社は「需要はいったん落ち着く。だが、春の季節花が終盤を迎えているため、母の日に向けて再び上向く」と見通す。
<ことば> ガーベラ記念日
全国ガーベラ生産者交流会で2005年に記念日に制定。出荷最盛期であり、国産品種が初めて登録された4月と、「よいはな(4月18日)」の語呂を掛けた。
2018年04月17日

[達人列伝 46] 塩トマト 熊本県八代市・山本 博文さん 値段は通常の13倍 立地生かし5年で“幻”の味
全国一のトマト産地、熊本県八代市で、干拓地の塩分が混ざった土壌でしか取れない「塩トマト」の栽培を続ける山本博文さん(40)。限られた園地でしか収穫できず、産地でも出荷量は全体の1%しかない。糖度は7以上と普通のトマトより2以上高いのが特徴だ。肉厚で、かんだ時にうま味が口の中にあふれる。本格栽培5年で作り上げた“幻のトマト”は通常の13倍以上の値が付く貴重品だ。
やや黄色みを帯びた赤色で、通常のトマトより小ぶり。塩分が高い土壌なので味が凝縮する。青臭さはなく「蜜のような香り」(山本さん)が漂う。皮の部分が肉厚で甘味と歯応えが印象に残る。関東・関西方面から需要が高いがめったに購入できない。市場関係者も“幻”と言い切る。
10月中旬から翌年6月までとシーズンは長いが、JAの出荷量約2万トン(中央・南部トマト選果場利用組合分)のうち、塩トマトの割合はわずか1%だ。山本さんは糖度センサーを使い、1玉ずつ自宅で甘さを測り、箱詰めして集荷場に持ち込む。JAやつしろの販売価格で1キロ5000円。通常が4キロで1500円のため、単純計算で13・3倍の価格だ。
山本さんは海岸に近い干拓地で70アールのハウス3棟で栽培。うち、塩トマトが収穫できるのは決まった1棟の中の数本の限られた木から。海岸に近い場所でも塩トマトにならない園地も多くある。
売価は高いが、管理は大変だ。通常なら6月まで収穫できるが、塩トマトは、シーズン終盤まで木が養分を十分に吸えず、目の前で茶色く枯れていく姿を受け入れるしかない。収量も下がるため「塩トマトを作ることに、葛藤もある」と山本さん。なるべく長く収穫できるように、株元への小まめなかん水や土壌分析を欠かさない。
部会では、「りんか」や「麗旬」を使う農家もいるが、山本さんは甘味と適度な酸味のバランスを持つ「桃太郎」を使う。根が病気にならないように堆肥は普通より多めに入れる。果実の尻部分から放射線状に現れる線を星と呼び、星が出たものだけを目視で確認して収穫する。
JA総合企画課の吉田信也さんは「消費者が求めるものでも、農家はリスクと隣り合わせ。職人気質の山本さんだからこそできる栽培だ」と評価する。山本さんは「土地が生み出した味を引き継いでいきたい」と意気込む。(木原涼子)
経営メモ
約70アールで大玉トマトを栽培。JAやつしろトマト利用組合、塩トマト部部長を務める。「桃太郎ピース」を栽培。両親と妻の4人で作業する。
私のこだわり
「塩トマトを本格的に始め5年。家族の協力があってこそ完成する味を全国に届けたい」
2018年04月23日

[未来人材] 38歳、水稲+スイカ「やっぱり地元が好き」 新潟県南魚沼市 駒形宏伸さん DJで頂点 次は米
新潟県南魚沼市で水稲とスイカを栽培する駒形宏伸さん(38)は、農業後継者とディスクジョッキー(DJ)の二つの顔を持つ。DJの技を競い合い、世界一になったほどの腕前だ。現在は農業に軸足を置き、農閑期に地元のイベントなどでプレーを楽しんでいる。
場を盛り上げたり、多くの人が喜んでいる姿を見たりするのが好きだという駒形さん。「DJ CO‐MA」として、コンテストで世界一を獲得するなど、2000年代後半に国内外の大会で活躍した。夏は魚沼で農業をやり、冬場は東京に出てDJとして活躍する道を探ったこともある。
「当時は明らかに仕事に身が入っていなかった」と駒形さんは振り返る。出場する大会が農繁期と重なることが多かったためだ。「音楽も農業も奥が深く、どちらも中途半端になるという思いが心をよぎった。葛藤したが、大好きな地元で過ごしたいと思った」と自らを見つめ直した。
すると、農業とDJは手を掛けた分だけ良くなるところが似ていると気付いた。DJの大会では、10~15分のプレーのために1年かけて準備をしていた。スイカも、葉かきや防除、実を付ける場所の選び方など手を掛けるほど品質が高くなりおいしくなると分かった。今年は、若手農家で話題の発光ダイオード(LED)を使ったスイカ接ぎ木苗での育苗にも挑戦する。
腕試しとして昨年、全国規模の米食味コンテストに初めて出場したが、惨敗。「今後は新しい技術を積極的に取り込み、上位を目指していきたい」と意欲を示す。目指すは上位入賞だ。「賞を取れば、地域が盛り上がるでしょ」と笑顔を見せた。(妻木千尋)
2018年04月21日
日米FTAに意欲 TPP「好ましくない」 トランプ氏
トランプ米大統領は17日、ツイッターで「2国間協定は米国の労働者にとってはるかに効率的で有益なものだ」と述べ、日本との自由貿易協定(FTA)交渉に意欲を示した。日米首脳会談2日目の18日に、米側が交渉入りを持ち掛けてくる可能性もある。仮に交渉入りとなればTPPを超える市場開放を迫られるのは必至。日本側が毅然(きぜん)と拒否できるか、緊迫した局面を迎えた。
トランプ氏と安倍晋三首相による日米首脳会談は17日に米南部・フロリダ州のパームビーチで始まり、初日は北朝鮮問題を中心に協議。18日は通商分野が主要テーマになる見通しで、茂木敏充TPP担当相も同席する。
トランプ氏は安倍首相との初日の会談を終えた後、ツイッターで日本との通商交渉に言及した。復帰の検討を表明していたTPPについては「米国にとって好ましいとは思わない」と否定的な考えを示した。
その理由について「予期できないことが多過ぎ、うまく機能しない場合も抜け出せない」と説明。その上で米国の労働者に有益だとして、FTAなど2国間の枠組みを重視する考えを重ねて示した。
トランプ氏が首脳会談初日を終えた後、こうした発言を行ったのは、18日の会談で日米FTAなど2国間交渉に言及することをあらかじめ示唆したものとの見方が出ている。
トランプ政権で経済政策の司令塔を務めるクドロー国家経済会議(NEC)委員長は17日、首脳会談に先立ち記者団の取材に応じ、「いつかの時点で日本とFTAを結びたい」と2国間重視の姿勢を鮮明にした。
TPPについては「米国にとって利益になる協定でなければならない」と説明。「現時点でトランプ氏は復帰が米国の利益になるとは確信していない」と語った。
2018年04月19日

静岡茶初取引 平均単価3715円
静岡茶の2018年産の初取引が18日、静岡市の静岡茶市場で行われた。前年の約6倍に上る1万1900キロが上場された。品質は良好だったものの、上場数量増や新茶商戦がまだ高まっていないことなどから、1キロ平均単価は3715円と前年を3548円下回った。
最高値は、JA富士宮が出品した「さえみどり」の手もみ茶で、史上最高値が付いた昨年をさらに1万円上回る1キロ109万円で落札された。
今年は春先の天候が良く生育が前進。1957年に同市場で始まった初取引の中で4番目に早い開催となった。同日は210口の取引が成立した。
同市場の内田行俊社長は「今年は質量共に期待できる。生産者は安心・安全で良質な茶の生産を、茶商は品質に応じた価格での購入をお願いしたい」と呼び掛けた。
2018年04月19日
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玉ねぎと鶏もも肉の黒カレー 北海道・JAきたみらい
北海道のJAきたみらいが開発・販売するレトルトカレー。全国一の生産量を誇るタマネギをふんだんに使って産地の特色を生かし、黒カレーに仕上げた。
「洋食屋のぜいたくなカレー」をコンセプトに試食を重ねて開発した。じっくり炒めたタマネギのうま味とこくが溶け込んだ濃厚な味わいが特徴。軟らかく煮込んだ鶏モモ肉もたっぷり入っており、スパイシーに仕上げたルーとの相性は抜群。デミグラスソースを使い黒カレーならではの色合いに仕上げた。
1箱180グラム入り。同JAのホームページから購入できる。価格は518円。問い合わせは同JA企画開発グループ、(電)0157(32)8790。
2018年04月19日

黒豆茶 京都府南丹市
京都府南丹市の農事組合法人・グリーン日吉が販売する黒豆のペットボトル飲料。JA京都管内で生産する黒大豆を使っている。黒豆の香りとほのかな甘味、すっきりした口当たりが特徴だ。大粒の黒大豆だけを自社工場で焙煎(ばいせん)した。
カフェインを一切含んでおらず、カロリーもゼロ。健康志向の強い人を中心に、子どもから高齢者まで幅広い世代に支持されているという。
2012年に商品化した。1本(350ミリリットル入り)150円。同市の道の駅「ふらっと美山」、亀岡市のガレリアかめおか、同法人が運営する「京都黒豆屋」のインターネット通販サイトなどで購入できる。問い合わせは同法人、フリーダイヤル(0120)144250。
2018年04月17日

激カタ激ウマ ビスコッティ 愛媛県宇和島市
愛媛県宇和島市の企業組合・津島あぐり工房が、県特産の裸麦で作る堅焼きビスケット。
食物繊維が豊富な裸麦を生地の9割配合し、クルミを加えてナッツ感を出した。焼いた生地をカットして低温で1晩乾燥させ、カリッとした焼き菓子に仕上げた。コーヒーに漬けると、違ったおいしさが味わえる。開封後は硬さを保つため、密封保存できるパッケージを利用する。
県内の道の駅や松山市の6次化商品専門店、東京・新橋の「せとうち旬彩館」などで販売する。1袋(100グラム)380円。問い合わせは同工房、(電)0895(49)1317。
2018年04月16日

こってりねぎみそだれ JA愛知北
愛知県JA愛知北が販売する、あいちの伝統野菜で江南市特産「越津ねぎ」をたっぷり使ったみそだれ。ネギのこくや甘味をしっかり感じることができ、ネギ好きにはたまらない品だ。
地元の短期大学との共同企画で開発した。ご飯に混ぜ、おにぎりにしてオーブントースターであぶって食べるのがお薦め。ホウレンソウや小松菜にあえたり、とんかつに掛けたりしてもおいしい。3月に「さっぱりねぎドレッシング」と併せて発売した。
1個(450グラム)640円。JA支店や産直センターなどで販売する。電話による通信販売にも対応する。注文、問い合わせはJA営農生活部、(電)0587(55)2397。
2018年04月13日

jamカシス 長野県須坂市
長野県須坂市の「そのさとブルーベリー農園」が、農園産のカシスで作るジャム。低農薬で栽培し、手摘みしたものを原料に使う。園主の市川幸夫さん(59)は「甘さを抑え、カシスの酸味と風味が生きる」と胸を張る。そのままパンに付けたり、ヨーグルトに入れたりしてもおいしく食べられる。
目に良いとされるアントシアニンを豊富に含む健康食品で、高齢者や若い女性に人気だという。
瓶入り150グラムで700円。送料は別途。同園や同市の観光施設などで販売している。カシス入りアイスクリームもあり、どちらも市のふるさと納税の返礼品に採用されている。問い合わせは同農園、(電)026(248)4627。
2018年04月12日

三鷹キウイワイン JA東京むさし
JA東京むさし三鷹市果樹組合が販売するキウイフルーツを使ったワイン。果肉が緑色の「ヘイワード」と、甘味が強く果肉が黄色の「東京ゴールド」を混ぜた無ろ過のヌーボー(新酒)だ。
30年以上生産するキウイワインに「東京ゴールド」を使ったのは初。豊かな香りとまろやかなうま味のバランスが絶妙で、今年は3回に分けて風味の異なるワインを醸造・発売する。ラベルは同市在住のイラストレーター、小坂タイチさんが手掛けた。
市内の酒販店やJA直売所で販売する。1本(720ミリリットル)1500円(税別)。ホームページでも購入でき、全国発送も可能。問い合わせは「天野酒店」、(電)0422(43)4818。
2018年04月11日

大山黒牛カレー 鳥取県境港市
鳥取県境港市の日本食品工業が、第11回全国和牛能力共進会第7区肉牛群1位に輝いた県内農家と共同で開発したレトルトカレー。入賞農家の肉を使い、化学調味料は不使用。「レトルトカレーの常識ではあり得ない」(同社)という、5時間煮込むこだわりで、価格も自称“日本一”だ。
東京のフランス料理店「ラ・ファソン古賀」の古賀義英シェフが監修。国産タマネギをあめ色になるまで炒め、スネ肉などと長時間煮詰めてブイヨンを作った。ルウに県産小麦「大山こむぎ」、具材にバラ肉の塊を使った。200グラム入り2160円。同社通販サイトの他、米子市の農家直営焼き肉店「強小亭」でも販売する。問い合わせは同社、(電)0859(44)7601。
2018年04月06日

いろどりレリッシュ 宮城・JAみどりの
旬の野菜を細かく刻んだピクルス。宮城県のJAみどりのオリジナル商品。可能な限り地場産の食材を使った。味は、和の食材を使った「JAPAN」、ベーシックな「SWEET」、ぴりりと辛味のある「SPICY」の3種類。肉や魚との相性も良く、幅広い世代が野菜を気軽に食べられる。
商品開発には、女性部員や県小牛田農林高校の生徒、行政などで構成する「加工食品プロジェクト」が携わり、漬物を試作し商品化した。
JAマーケティング室の他、支店・営農センター、仙台市の藤崎百貨店でも販売している。1瓶(130グラム)600円(税別)。3瓶セット (化粧箱入り)2000円(税別)。問い合わせはJAマーケティング室、(電)0229(87)3344。
2018年04月05日

こうのとりポルボローネ 兵庫県豊岡市
兵庫県但馬地域でコウノトリとの共生を目指す「コウノトリ育む農法」で栽培した米粉と、県産の小麦粉を使ったクッキー。口溶けの良いほろほろとした食感が楽しめる。粉雪糖、はったい粉(麦こがし)、抹茶、イチゴの4種類。パッケージには、幸せを運ぶとされるコウノトリの絵をあしらい、手土産にぴったりだ。
豊岡市の豊岡わこう堂が製造し、地域特産品のブランド戦略を手掛ける和歌山市のスターフードジャパンが販売する。米粉を使うことで、独特の食感と優しい甘味を引き出した。
1箱72グラム入り550円。関西国際空港内の土産店リージョンスタイルなどで販売する。問い合わせはスターフードジャパン、(電)073(419)2402。
2018年04月04日

ストロベリージャム 北海道岩見沢市
北海道岩見沢市の秋田谷農園が販売する、懐かしい味わいのイチゴジャム。同農園で収穫したイチゴを使い、併設する加工場で商品化している。
甘味料には中双糖(ちゅうざらとう)を使ってこくを出し、糖分を控えめに、昔ながらの少し酸味のある味に仕上げている。全て手作りで、着色料や保存料は使用していない。ヨーグルトともよく合い、トーストに塗ると風味が増し、懐かしい味わいを楽しめる。
1個(150グラム)380円。ホクレン「くるるの杜」とJAいわみざわAコープであえーる店、同農園直売所で販売している。問い合わせは同農園、(電)0126(44)2001。
2018年04月02日