「ガーベラ記念日」向けPR 産地と小売り連携 需要喚起に注力 フェアや市場展示

「ガーベラ記念日」に合わせ、フェアを催す生花店(16日、東京都中央区のモンソーフルール銀座店で)

 4月18日の「ガーベラ記念日」に向け、産地と小売店、市場関係者が一体となり消費地で売り込みを強めている。チェーン店で販売フェアを積極的に仕掛け、市場で展示してアピールするなど、消費の掘り起こしに力を入れる。洋花取引が苦戦する中、売り込みでガーベラの相場が上向くなど効果も出てきた。卸売会社は「母の日(5月13日)までは安定した引き合いが続く」と見通す。

 東京都内の生花店、モンソーフルール銀座店は16日、静岡県JAハイナンのガーベラフェアを始めた。大輪7本、小輪12本束(共に1080円)をメインに、1週間で7000本以上の販売を予定。同店は「他の春商材の出回りが落ち着き、売れ行きは良い」とみる。

 主産地のJA静岡経済連は今シーズン、都内の生花店20社以上と連携して売り込みを仕掛ける。「4月は生花の出荷が最盛期となるが、ガーベラは販促の機会が少なかった。継続的な販促で小売店も消費拡大に手応えを感じている」と同連。

 静岡と愛知、和歌山、福岡の4県のJAグループなどは合同で今月、都中央卸売市場大田市場で品種展示を実施。16日には千葉県の生産者が仲卸会社と消費宣伝もした。

 相場も上向いてきた。16日の日農平均価格は1本23円と4営業日連続で上伸。卸売会社は「記念日に向けて売り込みを強める生花店が増えた」と話す。記念日以降の販売について、卸売会社は「需要はいったん落ち着く。だが、春の季節花が終盤を迎えているため、母の日に向けて再び上向く」と見通す。

<ことば> ガーベラ記念日

 全国ガーベラ生産者交流会で2005年に記念日に制定。出荷最盛期であり、国産品種が初めて登録された4月と、「よいはな(4月18日)」の語呂を掛けた。 

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