復興も同じ 「ゴール、必ずある」

東日本大震災で被災した農地の菜の花畑につくった迷路。6月にはナタネを収穫して油を搾る(福島県南相馬市で)

 東日本大震災で被災した福島県南相馬市萱浜地区の農地に、地元農家の上野敬幸さん(45)が作った菜の花の迷路が人気を集めている。

 上野さんは、津波で用水路が損壊するなど被害を受けた農地を借り、ナタネや大豆を栽培。春の菜の花畑を「子どもの笑顔が広がる場にしたい」と考え、2013年以来、毎年4月下旬から開放している。家族連れなど約1万人が訪れる。

 今年は、ボランティアの手も借りて昨年の2倍近い2・2ヘクタールに二つの迷路を設けた。東京都板橋区の会社員、和田修一さん(35)は「行き止まりも多く難しかった。また来たい」と話した。

 同地区では震災で上野さんの家族も含め76人が亡くなった。この畑は、県の農山村地域復興基盤総合整備事業で2年後に水田に戻る予定。上野さんは「復興の象徴として、別の畑で菜の花迷路を続けたい」と話す。5月中旬まで楽しめる。(木村泰之)


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