[e農スマートアグリ] ドローン2台同時散布 自動飛行向け実証 千葉

2台の自動飛行するドローンで散布の性能を実証した(19日、千葉県香取市で)

 千葉県の野菜生産者やドローン(小型無人飛行機)メーカーで組織する農業ドローン防除推進協議会は19日、千葉県香取市でドローン2台を使った自動農薬散布の実証試験を実施した。ドローンは設定したルートを飛行し、1・7ヘクタール分の散布作業を約10分でできた。ドローンの自動飛行は国内で実証段階だが、試験の成果などを基に、実用化に取り組む。

 1・7ヘクタールのサツマイモ圃場(ほじょう)で実施した。散布作業の誤差を減らすため、事前に小型ドローン「Phantom(ファントム)4」による自動飛行で上空60メートルから計測し、2、3分で1・7ヘクタールの地図を作った。

 位置情報を含んだ地図を基に、2台の散布用ドローンの飛行ルートを設定。作業開始などドローンに指示を出すオペレーターの他、安全確保として各ドローンにナビゲーター1人を配置した。試験では農薬に見立てた水を散布し、作業後はドローンを元の位置に着陸させた。

 使用したドローンはDJI製「AGRAS(アグラス)MG―1」。1回の充電で10~13分飛行し、約1ヘクタールの作業ができる。自動飛行では、圃場ごとに分担しての作業を想定する。1台のコントローラーで最大5台まで指示を出し、飛ばすことができるという。

 試験には生産者や農薬メーカーなど約40人が参加。ドローンを活用したサービスを提供するスカイシーカーの佐々木政聡代表は「自動飛行で効率的、省力的に散布ができる。規制緩和を働き掛けたい」と意気込んだ。

 

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