れんこん硝子食卓に 山口県岩国市の名産原料

新芽のような淡い若緑色の「岩国れんこん硝子」と原料に使うレンコンの灰(山口県岩国市で)

 山口県岩国市の特産「岩国レンコン」を原料としたガラス製品が誕生した。ハスの葉をイメージした、新芽のような若緑の色合いが特徴だ。地元の工芸家と農家らが協力し「岩国れんこん硝子(がらす)」と名付けて製品化。今月から同市の「いろやギャラリー」で展示販売している。

 同市で「ガラス工房○(まる)」を営む齋藤裕史さん(32)、由香理さん(35)夫妻が、岩国ならではの作品を模索する中で、特産のレンコンに着目。収穫後の葉や根、商品にならないレンコンを泥付きのまま燃やし、灰にしたものをガラス原料に混ぜ込んだ。

 灰の量を調整し、色味を出すのに苦労したが、箸置きや皿、花瓶など約10種類を制作した。価格は800~4000円(税別)。

 裕史さんは「これをきっかけに、特産のレンコンや岩国市に興味を持ってもらえたらうれしい」と話す。原料を提供した同市の農家、高嶋龍さん(40)は「レンコンの白が映える色で、いろいろな料理を盛り付けてほしい」と、特産のPR役として期待を寄せる。

 展示販売は15日まで。製品はそれ以降もギャラリーや工房で販売する。 

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