無人トラクター 注目 最多134社・団体出展 北海道で国際農業機械展

開会式を前に入場する無人トラクター。展示会の注目農機の一つ(12日、北海道帯広市で)

 国内最大規模の農機展示会「国際農業機械展」が12日、北海道帯広市で開幕した。ICT(情報通信技術)をサブテーマに、ロボットトラクターやドローン(小型無人飛行機)、営農支援システムなどに注目が集まる。過去最多の134社・団体が出展。16日までの5日間で約20万人の集客を見込む。

 農機展は、ホクレンと北海道農業機械工業会、十勝農業機械協議会が 主催する。ほぼ4年に1度開き、今回で34回目。各メーカーは、大馬力のトラクターや各種作業機、収穫機、ICT機器、営農支援システム、施設設備など農機やサービスを出展し、アピールする。

 初日は、開会式前に北海道大学大学院農学研究院が無人トラクター4台を、農機メーカー8社がトラクター8台を自動走行で会場内に入場し、会場を沸かせた。同大学院の無人トラクターの1台は、準天頂衛星「みちびき」の信号で走行。入場はドローンで空撮し、開会式会場のモニターに映し出した。

 北海道を中心に導入が増えるトラクターの自動操舵(そうだ)装置や、ロボットトラクターは注目が集まる農機の一つ。今回は前回より出展数が増えた。

 直進アシスト田植え機や、府県向け稲発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ)など飼料作物の細断、高密度梱包を同時にするロールベーラも紹介する。ドローンの出展も増え、空撮専用機や農薬散布用、農作物の生育分析サービスなどを各メーカーが売り込んだ。

 無人トラクターの説明を受けた60代の男性農家は「人手不足が深刻な中、必要になる技術。各社の製品を見て回りたい」と話した。

 会場内では「フードバレーとかち食彩祭2018」も併催し、北海道十勝地方産食材をPR。飲食ブースや物販ブース約50店が出店する。


 

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