[大地のごちそう] 桃の冷製パスタ 夏日つるんと涼しげ 山梨県

桃の香りが楽しめる冷製パスタ

出来を確認する山縣部会長(山梨県甲州市で)

 桃の生産量が全国一の山梨県。JAフルーツ山梨は県内の主力産地の一つで、「日川白鳳」「浅間白桃」「川中島白桃」などを生産しています。

 暑い時期に楽しめるのが「桃の冷製パスタ」です。考案したのは山梨県山梨市出身で、東京都恵比寿のレストランのオーナー・神戸勝彦さん(48)。「地元に恩返ししたいという思いから、桃を使ったレシピを考えた」と話します。

 料理のポイントは、ワインビネガーの量。桃の酸味に応じて入れる量を調整します。神戸さんは「桃は収穫される時期によって味が違う。桃の酸味が強い場合はワインビネガーを少なめに、甘いときは多めに入れると桃の味が引き立つ」とアドバイスします。

 麺は冷製パスタに向く直径0・9ミリの細い「カッペリーニ」を使います。そうめんでも代用でき、オリーブオイルの代わりに麺つゆで味付けるのがお勧めです。

 JAでは、レシピを広報誌で取り上げて普及する予定です。実際に作ってみたJAの廣瀬忍生活指導課長は「レモン果汁を入れる際、桃の種の周りの果肉部分も搾って入れると、香りが増しておいしい」と話します。

 

〈材料・4人分〉


 桃400グラム(1、2個)、カッペリーニ160グラム、ロースハム8枚、大葉8枚、レモン2分の1個、オリーブオイル40ミリリットル、ワインビネガー5ミリリットル、塩少々、黒こしょう少々


〈作り方〉


①桃を一口大に乱切りしてボウルに入れ、レモンと残った桃の種の周りの果肉を搾って掛ける。桃がつぶれないように絡める。

②刻んだ大葉(少し取っておく)とハムをボウルに加える。オリーブオイル、塩、黒こしょう、ワインビネガーの順に入れ、桃と優しくあえ、冷やす。

③塩分濃度1%の熱湯でカッペリーニをゆでる。ゆで上がったら、素早く氷水で冷やし、よく水気を切る。

④麺を②と混ぜ、塩を加える。皿に盛り、残りの大葉を飾り、黒こしょうを振る。

 

盆地の寒暖差が最適 JAフルーツ山梨露地もも部会


 JAフルーツ山梨の露地もも部会は管内4ブロックからなり、約3200人が所属しています。

 部会全体の栽培面積は約470ヘクタールで、「日川白鳳」「白鳳」「川中島白桃」など、早生、中生、晩生の品種をリレー栽培します。

 出荷は6月上旬から始まり、7月にピークを迎え、9月上旬まで続きます。2018年度は露地桃7509トンの出荷を計画。また、JAでは桃の毛や表面のごみを取り除く集じん機など輸出専用のラインを設けた選果施設を整備し、台湾などへの輸出にも力を入れます。

 JA営農指導部の反田公紀部長は「肥沃(ひよく)な土壌で盆地特有の寒暖差があり、桃作りには最高の環境だ」と説明します。

 部会長の山縣裕二さん(59)は「今年は梅雨が短かったが、その分、甘さたっぷりのおいしい桃ができた。暑い夏にぴったりなのでぜひ食べてほしい」とPRします。 
 
動画が正しい表示でご覧になれない場合は下記をクリックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=viCtgDF17y4

おすすめ記事

動画ニュースの新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは