牛乳 高齢者ほど愛飲 高い健康意識 「毎日」65~79歳半数 Jミルク調査

 年齢層が上がるほど牛乳を飲む頻度が高いことが、Jミルクの調査で分かった。カルシウムが豊富で、骨や筋肉の維持などの健康性を評価する高齢者が多い。一方、若い世代ほど牛乳をあまり飲まない傾向にあり、全体に消費拡大が進んでいない実態が浮き彫りになった。

 Jミルクが「2017年 牛乳・乳製品に関する食生活動向調査」で、1万500人からのアンケートをまとめた。牛乳類で飲む頻度を尋ねたところ、「毎日」と答えた世代は、男女とも65~79歳が最も多かった。性別では女性が49%で、男性は45%となり、ともに全世代平均(男性29%、女性34%)を大きく上回っている。Jミルクは「年齢層が上がるにつれ健康意識が高まる他、子どもの頃から牛乳を飲むことが生活に根付いていることが背景にある」と分析する。

 一方、若い年代ほど牛乳を飲む機会が少ない。毎日飲む人は10、20代が、男女とも2割前後にとどまった。「全く飲まない」「週1回未満」の合計は、男女とも3、4割に達している。関係者によると「学校給食が終わると飲まなくなる傾向がある」と指摘。茶や清涼飲料水などの飲み物が増えたことや、牛乳を飲むと太るといった認識が背景にあるという。

 Jミルクは対策として、子ども向けに牛乳に親しんでもらう食育イベントなどを開き、消費てこ入れを進める考えだ。 
 

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