過去10年で収穫最低 高齢化と天候不順響く 17年産指定野菜

 農水省は、2017年産の指定野菜9品目の収穫量が284万2000トン(前年比6%減)となったと発表した。ダイコンやレタスなど全ての品目で前年を下回った。高齢化に加え、天候不順もあり、過去10年で最低となった。

 指定野菜は消費量が特に多く、重要度が高い野菜で14品目ある。今回の調査は、8品目の秋冬期(主に17年10月から18年3月)とホウレンソウの年間収穫量を公表した。

 収穫量が減った全9品目のうち、特に落ち込みが大きかったのは結球野菜。レタスは長雨や10月に2週連続で襲った台風21、22号の影響もあり、12%減の16万5500トンとなった。生産量上位3県を見ると、茨城は3万700トンで5%減。長崎が2万2100トンで17%減、静岡が1万7900トンで13%減だった。

 キャベツも8%減の55万5800トン。主産地の愛知は9%減の17万6800トンに落ち込んだ。ハクサイは3%減の57万7900トンだった。

 ホウレンソウは22万8100トンで8%減。関東地方を中心に生育が進まなかった。ニンジンは7%減の22万4000トン、ダイコンも7%減の84万5000トンだった。

 指定野菜以外の27品目の17年産年間収穫量も公表した。大きく増えたのはスイートコーンで23万1700トン(18%増)。前年は主産地の北海道が台風に見舞われ作柄が悪かったが、平年並みに持ち直した。一方、大きく減ったのはカブで、11万9300トン(7%減)だった。

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