[新潟・JAえちご上越移動編集局] 全24「支店協同活動」10年目 収穫体験、食育…多彩に年100回 地域と絆職員に学び

全24支店分の「支店だより」を掲示する「上越あるるん村」(新潟県上越市で)

 JAえちご上越の「支店協同活動」がスタートから10年目を迎えた。組合員の声を取り入れ、地域との結束力を高めることを目的に、全24支店で年間に計100回の活動を実施。地域独自の多角的な活動を展開する。職員には、組合員との絆を深め、協同組合を学ぶ場となっている。

 支店協同活動は、支店の再構築で店舗数が従来の半分以下になり、支店やJA職員と距離が遠くなることを心配する組合員の声を受けて始めた。活動の実施主体は支店ごとで、JA経営管理委員、農家組合長、女性部、青年部などで構成する支店協同委員会を設置。「当初は全国的に見ても先進的な取り組みだった」(JA)。

 活動は、小学生を対象にした収穫体験、料理を通じて食や農の大切さを伝える活動、花壇整備、農政講演など多岐にわたる。毎年の優良事例発表会で取り組みを共有・レベルアップしてきた。

 JAは活動に職員が積極的に参加するよう促している。組合員と顔なじみになる、協同組合を深く理解するなどの効果があるためだ。JA総務部の高橋一彦次長は「活動を通じて職員は、仕事に必要な資質を身に付けている。取り組みのステップアップが課題。もっと多くの組合員・地域住民に知ってもらう必要がある」と語る。

 活動を周知するため、JAは支店に「支店だより」の制作を呼び掛けた。直売所や加工施設などの複合施設「上越あるるん村」に、7月から全支店の支店だよりを掲示した。JAは、「直売所は、准組合員や地域住民の利用が多く、活動の認知度が高まるだろう」と期待する。

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