豚コレラ 衛生管理呼び掛け 終息へ迅速対応を 農相

 斎藤健農相は11日の閣議後会見で、岐阜県で豚コレラが発生したことを受け、養豚農家に対して、飼養衛生管理の順守や、異常の早期発見、届け出の徹底を呼び掛けた。発生農場から半径3~10キロの搬出制限区域内の農場で、異常は確認されていないとして県や関係省庁と連携し、早期の封じ込めに迅速に対応する考えを示した。

 当該農場では、9日に国の検査で、死亡した豚の同病への感染が確認され、10日に豚の殺処分、埋却を、11日に畜舎の消毒など防疫措置を完了した。斎藤農相は、まん延防止へ、搬出制限区域内の養豚農場の異常の有無の確認や、防疫措置の実施に努める考えを強調した。

 一方、アフリカ豚コレラの発生が中国で続いていることから、同病に対する警戒を怠らないよう農家に呼び掛けた他、同病の日本への侵入防止へ、中国への渡航者に、肉製品の持ち帰り禁止を 徹底するよう協力も訴えた。

 北海道地震を巡っては、電力需給が逼迫(ひっぱく)していることから、農水省所管の道内の電力の大型需要者27社に節電を要請し、2割の節電に協力することに理解を得たと報告した。北海道から本州への野菜の出荷も、停電の解消で8日以降、順次始まっている とし、東京都中央卸売市場の卸売業者からの聞き取りでは、「入荷量や価格に目立った影響は、見られない」と説明した。
 

おすすめ記事

農政の新着記事

検索

e農サーチ e農サーチとは