北海道地震 畑も道も…「営農再開、いつ」 厚真町

地割れで崩壊した滝さんの農道。大豆畑への通り道は寸断された(北海道厚真町で)

 北海道地震が発生して10日以上がたち、徐々に被害実態が明らかになってきた。震度7を記録した厚真町では、農地や農道の地割れが多発。大豆やカボチャの畑や農道では地盤沈下も発生し、農機が入れない。来年の営農に支障を来す恐れも出ている。

 同町の滝敦人さん(56)の大豆畑4・2ヘクタールにつながる農道は地割れで無残に崩壊し、寸断された。亀裂は数十メートルに及ぶ。人が通るのもままならない。大豆畑の一部でも幅50センチ、深さ2メートル以上の地割れが起きた。土地が沈下したところもある。

 大豆畑で地割れが確認できたのは、農道に面する入り口付近だけだ。滝さんは「考えたくないが、まだひどい場所があるかもしれない。被害額はどれほどになるのか」と肩を落とす。カボチャやブロッコリーの畑も地割れや地盤沈下を確認した。

 滝さんは水稲や大豆など28ヘクタール栽培しており、大豆の収穫は10月末~11月上旬だ。ただ、農道を修繕できるかどうか見通せない。「収穫も修繕も、雪が降る前に終わらせなければ」と焦りを募らせる。

 JAとまこまい広域によると、水田や農道、施設、住宅などの地割れや地盤沈下、隆起の被害は、管内で広範囲に発生したという。現在も被害調査を続けている。

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